【鬼滅の刃】あの子の攻略法求む！！【番外編】

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｢そして、付け加えると…天元や炭治郎達ならわかるかな。

以前、Aが遊郭に潜入したときに数日姿を消しただろう？

あの時彼女は上弦の陸の鬼に連れ去られて、鬼舞辻無惨の元に連れていかれて閉じ込められていたらしいんだ｣






再び訪れる静寂。それを破ったのは、今度は不死川だった。





｢おいてめぇ天元どういうことだァ！？Aを遊郭に潜入させたのかお前ェ！！！｣


｢うるせぇ馬鹿！！仕方なかったんだよ！！｣


｢仕方ねぇもクソもあるかァ！！｣


｢待ってどういうことなの？？あの時Aちゃん鬼舞辻無惨のとこにいたの？？あんなに色っぽい格好で！？ヤダアアアア絶対手ぇ出されてるじゃん！！｣


｢｢｢そんな訳あるか！！！(クソデカボイス)｣｣｣


｢ヴッ鼓膜！！鼓膜が！！｣






鬼舞辻無惨がAに何かしら手を出したと信じない柱。信じない、信じたくない、信じてなるものか。

全員が馬鹿でかい大声で叫んだため善逸の耳が死んだ。





｢要するに、僕が何を言いたいのか。

………Aは、鬼舞辻無惨に再び攫われた可能性がある

奴の根城は未だに掴めていない、彼女が自力で帰ってくるのは難しいだろうね｣




知らないところでとんでもない濡れ衣を着せられる無惨。

Aは本来、普通に里帰りしているだけなのであるが。

残念なことに、彼女が伊之助に託した手紙は誰の手にも回っていない。なんなら伊之助が土の中に埋めた。




｢…まあ、それは最悪の場合の話だ。

いくらあの子が強いといえど女の子だから、何かしら犯罪に巻き込まれた可能性だって十分にある

皆で出来る限り多くの情報を集めて、一刻も早くAを救う必要がある｣





頼んだよ、と付け加えて、輝哉は微笑む。




焦り、戸惑い、動揺の思いを背に、その場にいたかまぼこ隊含め柱は頷く。





｢大丈夫かな、A…僕がずっと一緒にいたら、こんなことにはならなかったかも｣


｢もし本当に、鬼舞辻無惨に捕まってた場合って…｣


｢…あいつの嫁として、迎え入れられたでしょうね｣



ギリ、と歯を食いしばりながらしのぶが言い放った言葉。その言葉にスイッチを押された全員がザッと立ち上がった。





｢Aがあんなのと結婚など絶対に認めない！！｣



ギラギラと獲物を狩るような目付きをした鬼殺隊が動き出した。


＿＿＿＿
大正コソコソ噂話

Aからの手紙に嬉しくなった伊之助は、嬉しさのあまり土に埋めたよ！

｢大事なもんは埋める！！｣

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