【鬼滅の刃】末っ子ちゃんのお世話係

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あまね様は戸惑いながらもなぜA様があんなに外に出たがっていたのか話してくださった。

「ここ最近、ずっとAは体調を崩していて熱が下がらず体調が良い時に毎日行っていた耀哉との散歩に行きたいと言っていたのですが、輝哉はしのぶ様から許可を頂いたら、と言っていたのですがそれをしのぶ様の診察が終わったら、と勘違いしてしまったみたいで。無理をすると悪化してしまうと診察していただいたしのぶ様に言われてしまい、散歩には行けないということを伝えたら嘘つきと泣き続けていて、、、。日頃から体調が良くても外に出る、ということはAにとって希少な散歩だけでしたので。いつもは我慢して泣かないのですが熱のせいで情緒不安定になったからなのか溜まりに溜まっていたストレスが珍しく爆発してしまったみたいで。ご迷惑おかけして申し訳ありませんでした。｣

「そういうことだったんですね。笑顔なA様しか見た事がなかったので少し動揺してしまいました。また何かあったらいつでも呼んでください。｣

「感謝します。実弥様。」

納得してしまった。まだ7歳だ。ストレスが溜まっていたらずっと我慢出来るわけが無い。ましてや体調がいい時に限られた時間だけしか外に出れないのに、それが数日なくなってしまったら誰だって泣きたくなる。もし、A様が少しでも楽しい時間を過ごせるなら俺は時間があればここに来ようと思った。

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