こんな繋がりなんて...【Soya.I×Yuto.T】

優斗side ページ7

｢おい、お前昨日なんで逃げたんだよ｣
｢最近生意気じゃね？痛い思いしねぇとわかんねぇの？｣

嫌だ...怖い 怖い怖い怖い怖いｯ！

｢今までの罰だ。｣
｢嫌ｯ！｣

｢待て！｣
｢えっ？｣

そこにいたのは...誰？

｢お前誰だよ！｣
｢転校生の1年、作間龍斗です｣
｢は？後輩か。後輩が何口出ししてんだよ！｣
｢先輩後輩関係ないです。とりあえず優斗を離してくれます？｣

なんで俺の名前知って...？

｢行こ、優斗｣
｢え、？｣









｢あの、さっきは助けてくれてありがとうございました｣
｢久しぶり！優斗｣

え、会ったことある人？

｢えっと...すいません。いつぶりですっけ？｣
｢小学校5年？優斗が6年の時に突然引っ越しちゃってからだよ。忘れたの？｣

小学校の時...

｢ごめんなさい。俺、中学生からの記憶しか残ってなくて...｣
｢え、そうだったんだ...驚かしてごめんね｣
｢いえ...｣
｢さっきも言ったけど、俺は1年の作間龍斗。一応優斗の幼馴染。｣
｢優斗が良いなら、また仲良くさせて欲しいな！｣

｢...お願いします。｣
｢やった！！じゃあ、好きな呼び方していいよ！後タメ口で！｣
｢じゃあ...作ちゃんって、呼ぶね？｣
｢分かった。じゃ、よろしくね、優斗！｣
｢うん！｣

学校でも話せる子が出来て良かった...
小学校以前の記憶...なんでないんだろ

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