36-決闘クラブ ページ36
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それから一週間も経たないうちにA、ドナ、マイクが玄関ホールを歩いていると、掲示板の前にちょっとした人だかりができていた。
「何？」
ドナがまだ背の低い生徒たちの上から張り出されたばかりの羊皮紙を見た。
「あ、A！決闘クラブを始めるらしいんだ！」
プラチナブロンドの髪をしたスリザリンの少年、ドラコが嬉しそうに振り返って言った。
『あぁ…』
Aは苦笑いで対応する。
「なんだ、嬉しくないのか？」
『いや、そうじゃなくて、』
「嬉しいも何も俺たちはそんなのに参加しなくてもスリザリンの怪物には襲われないだろ。特にお前は純血だ。」
マイクはローブではなく、ズボンのポケットに手を突っ込みながら言った。
『怪物ね… 』
「Aは怪物はいないと思ってるのか？」
マイクが尋ねる。
『まぁ、居るでしょうね。人間の手じゃ石になんてできっこなさそうだもの。…新しい呪文が知らない間に出来てなければの話だけど。』
「じゃあやっぱり怪物は人間じゃないのね。」
「それなら人間が決闘を学んだところで太刀打ち出来るのか？」
『無理。』
Aは直ぐにあっけらかんとして言うと、周りにいたスリザリンの下級生たちは顔を青くした。
『…ただ！決闘くらい学んでおいても損は無い。どれだけ魔法が上手い人同士の決闘を見るかで変わってくるけど。』
Aはざわついてしまった下級生たちに向かって言う。
するとまた決闘クラブに対する興奮のざわめきが起き始めた。
「さっきAが言ってたけど、ホグワーツの中で決闘が上手い人って誰だと思う？」
「さぁ？マクゴナガルとか？」
「フリットウィック先生って若い時決闘チャンピオンだったんですって！」
「本当に！？」
「それなら間違いないな！」
Aはその話を聞いて苦笑いした。
まさかそのまま大広間に入ったらロックハートとスネイプが先生だなんて誰も思っていないだろう。
『かっこいい所見せてよね、セブルス。』
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ドナ(プロフ) - uさん» コメントありがとうございます！ええええ、シンプルに嬉しすぎます！！！！ありがとうございます！ (2021年2月14日 23時) (
レス) id: 0e6901895a (このIDを非表示/違反報告)
u(プロフ) - 最高本当に好きです泣泣 (2021年2月14日 15時) (レス) id: 01ce421b84 (このIDを非表示/違反報告)
ドナ(プロフ) - まいさん» コメントありがとうございます！そう言って貰えて嬉しいです。もっと星連打して貰えるように頑張ります！ (2021年2月2日 5時) (レス) id: 0e6901895a (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - 大好きなので既に投票済みとなっても星連打してました。。 (2021年2月1日 18時) (レス) id: b1e8907435 (このIDを非表示/違反報告)
ドナ(プロフ) - satou_nogohanさん» コメントありがとうございます！そう言って貰えて嬉しいです。ご期待に添えるように沢山更新頑張りますね!! (2021年1月31日 0時) (レス) id: 0e6901895a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ドナ | 作成日時：2021年1月15日 1時
