【鬼灯の冷徹】第二補佐官は雪女と鬼のミックスです〜肆〜

百八十九件目 ページ41

仕事が終わり、近くの飲み屋で久しぶりに幼馴染達と飲んだ。

しかーしっ！

鬼灯が不機嫌なのは相変わらずです。


「・・・鬼灯？」


鬼「何ですか？」


「ヒイィィ！！に、睨まないで！！」


鬼「すみません、つい」


かれこれこんな感じにやってます。


烏頭「・・・・失敗？」


蓬「・・・いや、お酒で少しは機嫌良くなるかもしれないぞ」


お香「・・・どうすればいいかしらねぇ」


「・・・・やっぱり「プレゼントは私作戦」じゃないと」


お香「・・・・自分を犠牲にしないでAちゃん」


烏頭「そんな睨みつけるなって。そういえばさっき結構チョコ貰ってたけど
　 いくつもらったんだよ？」


三人(((地雷踏みに行ったあぁぁぁぁあぁぁ！！！)))


鬼「さぁ・・・数えてませんから」


こ、こっちを見ないで！！

悲しくなるからさ！！


お香「・・・そういえば近くにお菓子屋さんなかったかしら？」


烏頭「・・・いや、アイツの場合「Aの手作りが欲しい」だと思う」


お香「・・・そうよねぇ・・・・本当にチョコ余ってないの？」


「・・・・あるにはあるけど、溶かさないとないかな？」


蓬「・・・じゃあソレを溶かして明日渡せば解決するんじゃない？」


お香「・・・それはダメよ。明日渡すって事は「貴方が嫌い」って意味になるわ」


「・・・・あ。そうだ！」


お香「何か思いついたの？」


「チョコレートホンデュにしちゃえばいいんだ！！」


三人「「「なるほど・・・」」」


それなら今日のうちに作れるし、一緒に食べれるから機嫌もよくなるはず。


「ま、その前にじゃんじゃん飲んじゃうけど」


蓬「それって大丈夫なの？」


「大丈夫、大丈夫！あ、店員さーん！！焼酎一本！！」


三人(((不安だ)))

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