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百八十件目 ページ32

鬼灯side


Aはニコッと笑いその場を去った。

可愛いですね、彼女の笑顔は。


お香「Aちゃん、本当は何か買いに来たんじゃなかしら?
  そう思うとちょっと申し訳ないわ・・・」


梅「そんな事ないわよ。あの子嘘はつかない子だからね。
  その簪、大事に使った方があの子は喜ぶわ」


白「梅ちゃんってAちゃんのお母さんみたいだよねー」


梅「そうかしら?夫もそうだけど、両親いなかったのよね。
  今思うと、可哀そうよね。親からの愛情というものを知らないから」


鬼「ま、私も知らないですけど」


梅「アラ・・・ごめんなさい」


鬼「別に構いません」


和泉「Aさん、父さんいなかったの?」


梅「そうよ。お星様になっちゃったのよ」


梅「辛気臭い話してごめんなさいね。ゆっくりしてね」


そう言って梅さんは子供達と一緒に店の奥に戻った。


白「・・・・椿ちゃんは戻ってくれないんだね」


椿「だって遊んでくれるんでしょ?」


白「じゃあキミが大きくなったらね」


椿「分かった!」


鬼「最低だな」


椿さんはそう言ってお店の奥に入った。


お香「あ。鬼灯様、Aちゃんにプレゼントしてみては?」


鬼「プレゼントですか・・・何がいいですかね?」


白「え、そんぐらい分かるだろ」


鬼「お前は最低なスキルで分かるんだろ」


お香「簪はあまりしないし・・・・」


鬼「さっきの簪、私があげたものでしたし足りてるんでしょうね」


白「お前、Aちゃんにあげたのか!?」


鬼「ええ・・・・京都を視察した時に綺麗な簪があったので」


白「しかも京都産かよ」


お香「あ、紅はどうかしら?」


白「赤いのが似合いそうだよね。Aちゃん肌白いから似合いそう。
  あ、だからといって真っ赤なやつは買うなよ」


鬼「アドバイスどうも」


白「お、おう・・・・素直すぎて怖いんだけど」


鬼「・・・・そうと決まれば買いにいきましょう。ありがとうございます、では」


私はお香さんと(不本意だが)淫獣にお礼を言いアドバイス通りの紅を買って帰りました。

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rekuiemu(プロフ) - sickさん» コメントありがとうございます!徐々に距離を縮めるタイプだと思うんで、もう少しお待ちを!!!!鬼灯さん、カッコイイですか!?少し安心しました。これからも応援よろしくお願いします!! (2017年12月20日 20時) (レス) id: 0f866e2864 (このIDを非表示/違反報告)
sick - 鬼灯と早よくっつけや!!って思います。うん,,,,鬼灯格好いい,,,, (2017年12月19日 23時) (レス) id: 0d66d22dc9 (このIDを非表示/違反報告)
rekuiemu(プロフ) - さっきー!さん» 毎回コメントありがとうございます!!甘すぎて胸やけするんじゃないかと思ってましたが、大丈夫そうで良かったですw応援ありがとうございます!これからも頑張っていきたいと思います(*^▽^*) (2017年12月19日 21時) (レス) id: 0f866e2864 (このIDを非表示/違反報告)
さっきー! - すいません件目でした! (2017年12月19日 19時) (レス) id: 548bac4832 (このIDを非表示/違反報告)
さっきー! - 百九十三話目最高です!!やっとイチャイチャ?してくれたー!!!! めちゃくちゃときめきました! これからも頑張ってください! (2017年12月19日 19時) (レス) id: 548bac4832 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:rekuiemu | 作成日時:2017年12月11日 22時

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