【鬼灯の冷徹】第二補佐官は雪女と鬼のミックスです〜肆〜

百六十二件目 ページ14

クロ「A様ー！！」


「クロ？どうしたの？」


クロ「今度地獄動物の忘年会をするって言うから、A様も来ない？」


「うん、いいよ。行く」


クロ「やったー！じゃ、ツチノコさん達に伝えとくね」


(ツチノコさんが主催者なのかな・・・？)



という事をクロから聞いて数日後。

忘年会当日。


「鬼灯も誘われてたの？」


鬼「はい。一緒に行きますか？」


「うん、行く」


鬼灯も誘われてたそうなので一緒に会場まで行く事にした。


「・・・金魚草、持っていくんだ」


鬼「はい。一応これも動植物なので」


「ソレ、未だに謎だよね。どっちなの？」


鬼「私も分かりません」


「そもそも金魚草ってさ・・・」


鬼「あー、それはですね・・・」



と、金魚草について話していると会場に到着。

地獄の動物ということだけあってUMAもかなりいる。

そして丁度動物の定義について話してた。


鬼「「UMA]は現世において「未確認動物」。つまり、存在するかしないか分からない動物。
　 「妖怪」は現世にとってあくまでおとぎ話。本気で「いる」とはされてない・・・ですかね」


「・・・ってなると、ソレはどっちに入るの？」


チュパカブラ「・・・何だろう・・・」


ツチノコ「あ、鬼灯様、A様ようこそ。我々の忘年会へいらして下さり光栄です」


鬼/貴「「いえ、こちらこそ」」


鬼「さらに言えば「UMA」は生前、現世で普通に暮らす動物でした。しかし、人間に見つかる前に
　 絶滅。もしくわ極々わずかになった、ですね」


ツチノコ「その通り」


河童「「妖怪」は「動物」とは明らかに違う能力があるよな」


「そうだね。人に見えないとか」


ツチノコ「ツチノコはまだちょこっと現世で生きているらしいけど・・・」


ツチノコ２「正直もう人前には出れないな」


鬼「賞金首の海賊に近いですからね」


ツチノコ「実際、懸賞金がかけられてますよ」


「麦わらの一味？」


ツチノコ「まぁチ〇〇パー辺りですかね」


チュパカブラ「亡者とか俺ら見てまず「お！？」って言うもんな」


ツチノコ「鬼や針山見た時より一瞬ギョッとするよな」


鬼「・・・ああ、まあわかる気もしますね」


「現世では君達はあまり見ないからね。その時だけ「地獄で良かった」って思うかも」


鬼「それはないですね、マニア以外は」


「鬼灯が亡者だったら喜ぶ」


鬼「喜びますね」


全((((やっぱり))))

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