百六十一件目 ページ13
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アレは日本に戻って皆で他の国のあの世を研究した後かな。
閻魔「うーん・・・」
「アレ、エンマさん。どうしましたか?」
閻魔「あ、Aちゃん。いやぁ、この前さ皆で報告したやつ、どうまとめようかなって」
「少し拝見しても?」
閻魔「いいよ」
まとめた報告を見る。
日ごろお世話になっているので、こういう時こそ助けてやりたいと思った当時の私。
「・・・・・なるほど」
閻魔「何か良い案ある?」
「そうですね・・・裁判制度を設けるというのはいいと思います」
閻魔「だよね。ワシもソレ思った」
「ならこうしましょう。あくまで私の案なので除外しても結構です。
まず、このままだと亡者が増える一方で現世に人が残りません。
そこで、まずは亡者を転生させるシステムを作るのです」
閻魔「あー、この案ね」
「はいそうです。しかし、ただで返すわけにはいけません。
そこで、亡者が現世で行った罪を見定める為に裁判制度を設けましょう。
完了すれば無事に転生できる。そういうシステムも一つの手です」
閻魔「なるほど・・・それもいいね。凄い参考になったよ」
「何かまたあれば言ってください。では私はこれで」
それからいろんな相談を閻魔大王から受け、解決方法を出したんだよね。
______
「・・・・みたいな感じでしたよね、閻魔大王」
閻魔「そうだね。本当はAちゃんを第一補佐官にしたかったんだけど
さすがに黄泉の女王を無下な扱いは出来ないから、
Aちゃんには第二補佐官になってもらったよ」
唐瓜「改めてA様って凄いなぁ・・・」
閻魔「昔からAちゃん頭の回転が早かったよねぇ」
「そうでしょうか?私は思った事を言ってただけなんですが」
茄子「それをズバッて言っちゃう辺りが凄いんだよなー」
「あと、閻魔大王は私達の恩人でもありますから。
この方がいなければ今頃私達は死んでたと思うんです」
閻魔「そこまで言われると照れるなぁ」
「ま、照れてる暇があればこっちに回らない程度に仕事をして下さいね。それでは私はこれで」
決算書の確認及び提出の為、ひとまず私は戻った。
鬼「・・・さっきの話、初めて聞きました」
閻魔「え、鬼灯君知らなかったの?てっきりワシは知ってると思ってたよ。
君の前だとAちゃん凄く素直だからね」
唐瓜/茄子((何か閻魔大王、親みたいだな・・))
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rekuiemu(プロフ) - sickさん» コメントありがとうございます!徐々に距離を縮めるタイプだと思うんで、もう少しお待ちを!!!!鬼灯さん、カッコイイですか!?少し安心しました。これからも応援よろしくお願いします!! (2017年12月20日 20時) (レス) id: 0f866e2864 (このIDを非表示/違反報告)
sick - 鬼灯と早よくっつけや!!って思います。うん,,,,鬼灯格好いい,,,, (2017年12月19日 23時) (レス) id: 0d66d22dc9 (このIDを非表示/違反報告)
rekuiemu(プロフ) - さっきー!さん» 毎回コメントありがとうございます!!甘すぎて胸やけするんじゃないかと思ってましたが、大丈夫そうで良かったですw応援ありがとうございます!これからも頑張っていきたいと思います(*^▽^*) (2017年12月19日 21時) (レス) id: 0f866e2864 (このIDを非表示/違反報告)
さっきー! - すいません件目でした! (2017年12月19日 19時) (レス) id: 548bac4832 (このIDを非表示/違反報告)
さっきー! - 百九十三話目最高です!!やっとイチャイチャ?してくれたー!!!! めちゃくちゃときめきました! これからも頑張ってください! (2017年12月19日 19時) (レス) id: 548bac4832 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:rekuiemu | 作成日時:2017年12月11日 22時