【あんスタ】悪魔と魔王の復讐劇～作戦２～【朔間零】 (ページ9)

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革命　８９ページ9

帰り道。

いつも通り零と帰ってるはずなのに、

里奈が帰る時に変な事言ってきたから妙に意識してしまう。

彼の目を見るのも出来ないぐらいに。

もう、里奈のバカ。

零「・・・・なんかあった？」

「べ、別に何もっ！？」

零「何か隠してるだろ？」

零はじーっと私の事を見て来た。

私は目をそらした。

零「俺、心配なんだけど」

じりじりと近づく零。

そして私の顎をくいっとあげた。

零「そろそろ言わないと、嫌な事するぞ？」

「わ、分かったから、一回離れてって」

私は零を押のけた。

いつもなら真顔で「何やってるの？」と言えるけど、

今はそんな事言えない。

私は真っ赤になりながらも、視線をそらして言ってみた。

「り、里奈が言ってた事を妙に意識しちゃってただけだから」

零「へぇ、なんて言われたんだ？」

「お、お」

零「お？」

「お似合い・・・・とか。後はい、良い夫婦になれるとかそんなの。
　あ、とは零が・・・・・い・・・とか」

零「最後なんて？」

「で、溺愛してるって・・・・」

零「っ！！」

これには零も真っ赤になっている。

自分で言うのも恥ずかしい。

「か、勘違いかもしれないかも・・・まさかそこまで、ねぇ」

零の顔色を見てみると真っ赤になっていた。

もしかして、これは・・・

「ず、図星なの？」

私がそう言うと縦に頷いた。