お前はもう俺たちの虜【HE☆VENS】

タイトル６ ページ6

「あれぇ？…照れてる？｣


『ちょ、照れてないっ！』



「……照れてる｣



『照れてない！』



「素直じゃないな。｣



『うっさい！』



どうやら彼らに赤面していたことがバレていたらしい。



自分の腕まで使って顔を隠した。



「あ、ダメだよ、A｣


「………顔、隠すな｣



「お前の美しい顔が見えないじゃないか｣




『うっ、うわぁ！？』



ぐいっ、と思いっきり腕を引っ張られる。


男３人と女１人じゃ、女の私は勝てるはずもなく簡単に腕を持っていかれた。



「ほら、僕を見て？｣



『ナ、ナギっ』



「A……｣



『綺羅までっ…！？』



「無防備なのがいけない｣


『ちょ、待って！？』



順番に左頬、右頬、おでこ、とキスをしてくる３人に私はパンクしてしまうんじゃないかってくらい、混乱している



「あははっ、また顔、真っ赤だよー？｣



「…………可愛い｣



「……イイ、実にイイ！｣


『わぁー！も、いい加減にっ！』



このあと、やはり私は彼らにからかわれることになってしまったのだ


まぁ、それはまた別のお話

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