彼氏がいない歴=年齢の私がW学園に入学!?【ヘタリア】

24day* ページ24

『すみませーん、1-3の鍵貸してくださーい』

担任「お前、こんな台風の中律儀に教科書取りにくるヤツがどこにいるんだよ…」
『ここにいます(ｷｯﾊﾟﾘ)』
担任「…お前、内申書覚悟しとけよ」
『ごめんなさい』

教科書取りにきたのに、内申書は下がらないでしょ…
勉強への意欲関心あふれてるじゃん…

なんて、愚痴を心の中で呟きながら教室に向かい教科書ゲット←

『さて、今小雨だし今のうちに…』





香港「…はぁ!?教科書取りに行った!?」

いつもの皆とL●NEをしていると衝撃的な事を知り、声を思わずあげる

香港[それマジの話ッスか!?]
アイス[…らしいね]
ハン[止めたんだけど…]

マジかよ…こんな雨ん中…

香港[ちょっと行ってくるわ]
アイス[は!?]
ハン[行ってくるって、Aのとこ!?]
アイス[すれ違いになるって。しかもこんなどしゃぶりのなか…]
香港[まぁなんとかいけるっしょ的な。]
ハン[そんな軽く…危険だって!]
香港[それに危険ならなお、行くべきっしょ]
アイス[…]
香港[ぶっちゃけ、Aほっとけねぇし的な]


そういい、俺は傘を手に持ちドアへ手をかけた






『…おっふ…』

ま、まさか帰る途中でどしゃぶりになるとは…

傘ぶっ壊れた←

静かな小さな駅のホームで雨宿り

ここはもともと利用者が少ないがこんな大雨のなか利用する人はやはり自分以外誰もおらず、水が滴り落ちる音がホームに響く

やみそうにない…

『…どうしようか…』
壊れた傘を横目に、ハンカチで濡れた髪を拭く

服はだいぶ濡れたけどブレザー着てたからそれをぬげばまぁ解決

…あとは…
『…さて、どう帰ろうか…』

…ゴロゴロゴロ

『!』
い、今雷鳴らなかった…!?

こ、これはもしやフラグなのでは…!?

雷に怯えて縮こまったヒロインがクラスメートとたまたま会って距離が一気に縮まるという…

あ、でも…

…ゴロゴロゴロ

『…』

私、全然雷大丈夫だわ…

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