探偵チームKZ 同じ高校！

誰も居ない暗闇での話 ページ11

黒木君が誰も居ない、校庭にあるベンチに連れてきてくれた。

黒:「じゃあ、今あった事を教えてくれるか
な？」

私は、さっきの出来事を話した。

でも、上杉君の事が好きか分からないっていう話は、言えなかった。

恥ずかしかったから。

黒:「やっぱりね。ああいう人は、たいてい性格
が変わるんだよ。」

へぇ。

そうなんだ。

さすが黒木君！！

黒:「でも、本題の事は聞けなかったよね。」

あっ！

そうだった！！

ほかの事に夢中過ぎて、本題の事を考えて無かった！

私のハッとしている顔を見て、黒木君がクスッと笑った。

黒:「まぁ、明日聞けばいいよ。
大丈夫。」

良かった。

やっぱり、黒木君は優しい。



黒:「もう、遅いから送ってあげるよ。
さっきの話はみんなに伝えておくから。」

立:「ごめんね。ありがとう。」

それからは、誕生日などを聞いたりして家に帰った。

部屋に入ったら、事件ノートに出来事を書いて、すぐに風呂へ入った。

明日は、今日みたいに失敗しないようにしなきゃ。


今日は、疲れたから早めに寝た。

リベンジなるか！！→←何、この気持ち？

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