転生したら三浦ハルの姉に!?・・・って ちょーモブだから出番なくね? part6

「やっほーい!ハル姉part6が41位だって!!」ツ「あ、おめでとうございます」バミュ「よかったね」ツ「…この順位はオレ達ツッコミが頑張ってるからだよね、きっと」バミュ「ちがいないね。ユキに振り回されて苦労しても耐えてきたかいがあったよ」ツ「バミューダ、嘘はいけないよ。結構オレに八つ当たりしてたよね!?」バミュ「覚えてないな。ほら、僕ってば年だから」ツ「容姿は赤ん坊のくせに!?」バミュ「それがアルコバレーノだよ。忘れたのかい?」ツ「いや知ってるけど…ってバミューダに対してもツッコミを入れてしまった…!!」 ページ6

ういっス、お昼の時間を飛ばしましてー午後でーす

【雪那達に協力してもらうんだったな。何するんだ？】

うふふふ…

【あ、怪しい笑み…！】



『修行その三！ 霧の炎を灯しつつ、障害物を避けてもらいまーす』

「それで千種達がいるんだ…」

『まずは…クロームちゃんからね！』



クロームちゃんを中心に、雪那達で周りを囲ませる

互いの距離は約3.5ｍ






ボッ






「なっ、リングから火が出てるびょん！！」

『その説明はまた今度ね。さ、はっじめー！』






びゅんっ






「…？」



3人に投げてもらっているのは、ちっこい枕

【なぜに枕をチョイスしたんだ】

だって女の子に傷が残っちゃダメじゃんか



「(枕を避けるだけが修行…？)」



あ、そーそー

あの枕ね、マグロがプリントアウトされてるんだ

だからマグロ枕を退治したければ、そのプリントアウトした部分を三叉槍で刺さなくちゃダメなのさ

【めんっどくさ！】






びゅんっ、びゅんっ






「(ちがう。…そうだ、炎で防御することを見つけた時みたいに…なにか、見つけないと…)」



がんばれークロームちゃん



『んじゃ、おチビさんは私と格闘の修行ね…？』

「(格闘のスキルを使ったこと、まだ根に持ってるんですか――！！)」

『ほいやっと！』

「ええ！？ 師匠、その棍棒に纏わせている白銀の炎は何ですか！？」






ドカッ






『ほら、気ィ抜かないの。 …これは、私の属性……雪だよ』

「雪？ …でも説明にはありませんでしたよ」

『だって私もよく知らないもーん』



【教えてやろっか？】

ん、よろしく

【雪属性…特性は凍結。炎の色は白銀】

凍結、ねぇ…

【舞っては消えゆき、全てを凍りつかせる氷雪……俺は敵も見方も翻弄させる奴だー、なんて言われたな】

ふぅん、なんか自由でいいね

【おう！ 自由気ままに旅とかしてたぞ】



「…あ！」



おや、気づいたみたいだね

クロームちゃんてイイ勘してると思う

【ぽけーっとして見えて、案外鋭いよな】



『よし、一旦終了。おチビさん、今からクロームちゃんがすることよく見てなよ』

「？」




「ふー…」




深呼吸をして、右手に力を込める






ボウッ






「いっくびょーん！」






ひゅんっ






ゴリラチャンネルに切り替えた犬

マグロ枕が剛速球並みの速さでクロームちゃんに迫る



「クロームは、枕を見ていない…」



だというのに、クロームちゃんは僅かに身を反らすことだけで避けてみせた

「第7回恋愛講座を開催致しまーす!」ビ「このコーナーも久しぶりね」 M「堕作者がサボっていたからよ」「まーまー」ビ「…で、どうするのユキ」M「あの傲慢で馬鹿でへタレなカス鮫」「…だって」ビ「別れるなんて…本心じゃないでしょう?」「だって、命を捨てるよーなことするから…」M「ま、ユキの気持ちがわからなくないわ」ビ「ちょっとﾎﾟｲｽﾞﾝｸｯｷﾝｸﾞでもお見舞いしてこようかしら」M「いってらっしゃーい」→←「修行編なっがーい!!あーきーたー!!」フ「ハーイ、アイスでも食べて落ち着いてくださーい」「むぐっ」ベ「しししっ　でもあと2,3話だろ?それくらい待てよ」「む…アイスもー1コくれたら我慢してあげようじゃないか」ベ「なんで上から目線なんだよ」フ「それはー堕王子センパイが堕王子だからですよー」ベ「ししししっ　カエル殺す!!」フ「ゲロッ　ユキねーさんお助けー」「今アイスに忙しいのっ」フ「えー」ベ「待てこらカエル」

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す