転生したら三浦ハルの姉に!?・・・って ちょーモブだから出番なくね? part6

「ねー、聞いた?ユキちゃんが世界一だいすきだって!ハグできて幸せだって!ぐへへ…」マ「…ちょっと君、このアブナイ人を外に捨てて来てよ」フ「だそーですー堕王子センパーイ」ベ「オレにパスすんな!」ル「あらやだ、ユキちゃんったら発言がどこぞのヤブ医者みたいよ?」「なにっ、あんなのと一緒とかヤダ!!」シャ「そんなツレねーこと言っちゃってー、かっわいーなユキちゃ〜ん」「ｿﾞｿﾞｿﾞｯ)ぎゃああ」フ「死にさらせー、ですー」ベ「ボスー、侵入者いんだけどー」ザ「カッ消せ」「「よォし」」 ページ38

「おまえの、その"目"が何よりの証拠だ！！」

『！！！』



ぐらり、ユキの体が大きく揺れる

それと同時に彼女からゆっくりと冷気が放たれていくのを間近で感じ取ったマーモン

よくは分からないが、きっと"目"に関する事はユキにとって触れられたくない部分なのだろう…そんな考えに至ったマーモンはアルコバレーノ以外の人間を早急に能力を使って送ることにした

着地に失敗しても文句言わないでね、ボス、スクアーロ



「"目"？」

「たしか、ユキの瞳はアイスブルーだった筈だぞ」



コロネロとリボーンが口にしたそれにも、大袈裟に肩を揺らして反応するユキ

何をそんなに怯えてるんだ…？



「得意の幻術でも使って隠しているんだろうがなぁ」



ぐるぐるとユキの中で渦巻く疑問

私と雪兎以外の雪属性の人間で、ボンゴレの敵対ファミリーのボスって…誰だ

そんなの知らない、だって原作にはそんなファミリーはおろか雪属性だって無かった！

わからない…わからないことだらけだよ…！！



「オレと一緒にネヴェリータ・ディディーマファミリーに来い！！ そうすれば、ギリアを復讐者へ投獄したことも、オレの使えない部下達を氷漬けにしたことも無しにしてやるぞ！」



ああ、別に…

続けられた男の言葉にユキの気配がガラリと変わる



「別におまえ本人が来なくても問題はない、正確にはその"目"をボスは欲しているんだからな！！」

『……この"目"が欲しい…？』



力なく俯くままのユキから発せられる低い声



『…この、忌々しい、"目"が欲しいって？』



ブワァッとユキを中心として冷たく尖った空気―――いわゆる殺気が広がる

彼女と一番近いところにいたマーモンは微量の吹雪とともにコロネロとリボーンがいる地点まで押しやられた



「ムギャッ」

「さ、寒ぃぞコラ！」

「ユキの奴…キレてんのか？」



リボーンの呟きに、フードを白くさせたマーモンが嫌味っぽく答える



「どうやらユキはその"目"とやらに触れてほしくないらしい。雰囲気を見れば明らかだろ」

「…ただのコンプレックスってわけじゃなさそーだな」

「てゆーか"目"に幻術がかかっていたなんて気づかなかったぞ、コラ」



無言のリボーンに目配せされるマーモン



「…僕だって気づかなかったさ」



ユキ……本当、君は一体何者なんだい？

アルコバレーノは異常者の集まりだけど、ユキはその上をいく謎を抱えているとマーモンは思う

怒れるユキに未だ彼の声は届かない

「はろはろー」ディ「よっ!勉強頑張ってるか?」「全国各地でそろそろ受験が始まる頃だからね、今回は応援特集だよっ」ディ「じゃ、まずは面接からいくか!」「ん!面接って緊張する子もいるかもだけど…」ディ「試験官をモノに見立てたりとかどーだ?エンツィオとかな!」「ナッポーとかね!」ディ「あとは何かあるか?」「う〜ん…あ!緊張で試験官の目を見れない時はネクタイの結び目か鼻を見るといいよ!」ディ「相手はちゃんと目を見てるように思うんだな、なるほど」→←「お待たせいたしましたあああ!!!」ツ「すみませんっ、ほんっとすみません!!」「さー、本日もはりきって行っくぞー!」ツ「コラー!ユキさんも謝ってくださいってば!!」「なんでさー」チェッカー「謝ればアイスをやろう」「よしっ、ごめんね!!」ツ「(生贄キター!)」チェッカー「(何やら悪寒が…)」「謝ったからアイス!それから…殺り合おうじゃないかチェッカー(ﾆﾔﾘ」チェッカー「!!?」ツ「お疲れ様でーす、ふぅ」

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