転生したら三浦ハルの姉に!?・・・って ちょーモブだから出番なくね? part6

「お待たせいたしましたあああ!!!」ツ「すみませんっ、ほんっとすみません!!」「さー、本日もはりきって行っくぞー!」ツ「コラー!ユキさんも謝ってくださいってば!!」「なんでさー」チェッカー「謝ればアイスをやろう」「よしっ、ごめんね!!」ツ「(生贄キター!)」チェッカー「(何やら悪寒が…)」「謝ったからアイス!それから…殺り合おうじゃないかチェッカー(ﾆﾔﾘ」チェッカー「!!?」ツ「お疲れ様でーす、ふぅ」 ページ37

ナポリ、ね……私とおチビさん達が邂逅を果たした場所であり、それに何より、ちょー弱いマのつくおっさんどもの巣窟…

うえっ



「お、オレが大人しく言うとでも…！」

『よォし、凍らそーっと』

「ずびばぜん！ 言いまずっ！」



鼻水垂らしながら泣くなよ

おっさんがやっても可愛くないから



「オレ達の、ボスの目的は…」



当時は、おチビさん達が囚われていたエストラーネオファミリーの追っ手かと思って撃退していた

調べたところではネヴェリータ・ディディーマファミリーとは何の関係も無かった筈だけど…





「三浦ユキィ！！ おまえだあ！！」





………は、なに言っちゃってんのこのダサ男









.









.









.









NO side





『……私、だって…？』



外では基本的にポーカーフェイスまたは微笑を貫くユキ

だが今はぐっと眉間に皺を寄せて機嫌の悪さを表にはっきり出している



『(てっきりおチビさん達が目的なのかと勘ぐってたけど…私が目的って…)』



冷たく煌かせていた真白い炎を抑え、男と軽く一歩分の距離をとる

それをユキが怯えていると取ったのか、ひくりと引き攣ったままの頬を上げて意地悪く嗤う男



「おまえのその全てを凍らせる炎！ ボスはそれをお望みなんだ！」



男の言葉を聞いて益々苛立ちを表情に出すユキと吠える敵対ファミリーの下っ端

彼らを後ろから眺めるは、バイパー…ヴァリアー霧の守護者、マーモンである



『……さっきも思ったけど、どうして私の炎のことを知っている？』



あれか、マーモンはフードの下で軽く頷く

ヴァリアーのボスとは真逆とも言える力を持った炎―――ユキは酷氷の炎と言ったか

酷氷の炎のことは、随分前から交流があったらしいXANXUSも、恋人であるスクアーロも知らなかったらしい

このボンゴレリング争奪戦までは周囲に見せてこなかったのだろう、ユキが疑問に思うのも頷けるというものだ



「知っているに決まっているだろう！！」

『……』



恍惚とした表情を浮かべる男

次にその口から出たワードに、ユキは動揺を隠せなかった



「我らがボスもおまえと同じ力を持った炎を操っているんだからな！！」



同じ、ってそれは……ソイツも雪属性ってことだよ、ね

今度こそ大きく男と距離をとったユキ

横に並んだユキ、マーモンは彼女の瞳が揺れているのを確かに見た



「…ユキ」

『……っ、な……！』



どうやら動揺するユキには声が届いていないらしい

「ねー、聞いた?ユキちゃんが世界一だいすきだって!ハグできて幸せだって!ぐへへ…」マ「…ちょっと君、このアブナイ人を外に捨てて来てよ」フ「だそーですー堕王子センパーイ」ベ「オレにパスすんな!」ル「あらやだ、ユキちゃんったら発言がどこぞのヤブ医者みたいよ?」「なにっ、あんなのと一緒とかヤダ!!」シャ「そんなツレねーこと言っちゃってー、かっわいーなユキちゃ〜ん」「ｿﾞｿﾞｿﾞｯ)ぎゃああ」フ「死にさらせー、ですー」ベ「ボスー、侵入者いんだけどー」ザ「カッ消せ」「「よォし」」→←「次回あたり本編にとある大物ゲストがとーじょー!!」リ「意外と身近な奴だったりするかもな」コ「この話はそろそろ決着がつきそうだなコラ」「いんや。part6で一番重要なコトが残ってるんだ」マ「知りたかったら目次にある見出しを読むことだね」リ「雪の呪い…?」コ「…どーゆーことだコラ!」マ「それを今度説明するんだろ。…脳筋が」「まーまー」

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