かっこいい2 ページ4
「蜜璃!あのねっ、隣の部屋の人がすごくかっこいいの!」
「きゃあ!ついにAにも春が…!?」
「…春?」
春ってなんだろう。今は夏だよね?
…あ、もしや私がお隣さんに恋をしたとでも思っているのか…!?
「恋した訳じゃないよー。ただかっこいいってだけで…。」
「あら、そうなの…。Aも恋すると良いわよ!」
「それができたら苦労してないんだけどね…。そもそもモテないからなあ…。はは…。」
私がそう言うと、蜜璃は「そんなことないわよ!あのね、Aはね…。」と私について語り始めた。
…いや、嬉しいけど恥ずかしいよ。
蜜璃の言葉を右から左へ流していると、チャイムが鳴った。
「あ、じゃあ私は行くわね!バイバイ!」
「うん。頑張ってねー。」
蜜璃に手を振った後、私は図書室の角にある美術関連の本を取りに行った。
「今日はなんの絵を描こうかな…。お、これなんかいいかも…!」
なんの絵を描くかが決まったところで、私は本を借りに行く。
そう言えば、大分赤の絵の具がなくなってきていたなあ。帰りにホームセンターで買っていこう。
「1週間以内にお返しください。」
「あ、ありがとうございます。」
本を借りた後、私は図書室を出てホームセンターに向かう。
そうだ、ついでにキャンパスも買っておこう。あと、カメラのフィルムも少なくなっていたはず…。買っておこう。
買う物を思い浮かべていると思いの外多くなりそうなので、一度家に帰って袋を持ってくることにしようということにした。
マンションに着くと、伊黒さんの家の前に白い髪の人が立っているのを見かける。…お友達かな?
そう考えていると、バチッと目があう。
「こ、こんにちは。」
「ああ、こんちは…。
あ、もしかしてお前が西村?」
「は、はい。」
えっ、何で私のことを知ってるの…!?怖い!!
必死に記憶を呼び起こすが、この人には見覚えがない。
「おーおー、思ってたより派手な女じゃねえか。伊黒も見る目あんだな。」
「…?ど、どういう…。」
そう言った瞬間、ガチャッと伊黒さんの家のドアが開いた。
「遅かったじゃないか宇髄。30分も遅れるとは、自覚がないんじゃ…
え、西村さん?」
「こ、こんにちは。お友達ですか?」
「は、はい。おい宇髄、早く入れ。」
「おーおー。じゃあな西村さん。」
「はい…。」
ガチャリとドアが閉まる。
…何だったんだろう?
─
秋→夏に変更しました
ラッキーアイテム
カナヲの銅貨
ラッキー鬼滅キャラ
時透無一郎
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渋谷の子供 - ☆Erika☆さん» コメントありがとうございます!返信遅くなってすみません…。 ぬぉぉぉお!頑張ります!()楽しみにしてくださりありがとうございます!! (2020年8月14日 11時) (レス) id: 729d0dd35e (このIDを非表示/違反報告)
☆Erika☆(プロフ) - ぬぉぉぉお!!!頑張ってください!更新楽しみにしています! (2020年8月9日 12時) (レス) id: d587067f73 (このIDを非表示/違反報告)
渋谷の子供 - セラヲタなごちんさん» そうです、辛いことです! ちなみに、私は辛いことを経験したことないです()モテないので()友達と非リア同盟組んでますwセラヲタなごちんさんも辛いことがあっても頑張ってください! (2020年7月31日 16時) (レス) id: 729d0dd35e (このIDを非表示/違反報告)
セラヲタなごちん(プロフ) - え?!辛いこと?!嫌ダァッ!。゚(゚´ω`゚)゚。ブワッ (2020年7月30日 21時) (レス) id: bd53d4e57a (このIDを非表示/違反報告)
セラヲタなごちん - 渋谷の子供さん» おぉ〜っ!流石、渋谷の子供さん!ありがとうございます!私もやってみようと思います!ありがとうございました!更新頑張ってください! (2020年7月5日 12時) (レス) id: bd53d4e57a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:渋谷の子供 | 作成日時:2020年6月12日 17時