かっこいい1 ページ3
私西村Aは、教育大学に通う20歳。
年齢=彼氏いない歴という、悲しい女子学生やってます。
もう最近は友達がいれば良いと割り切っていたんだけど…。大学に近いマンションに引っ越して来た時に、事件が起きたのだ。
・
「あら、あなたが新しく入る人?私は管理人の智子よ。よろしくね。」
「はい、よろしくお願いします。」
ささっと管理人さんにあいさつをして、部屋へと入ろうと思っていた。でも、その後に聞き捨てならない言葉を聞いてしまったのだ。
「にしてもあんた、502号室なんて大変だねえ。実はね、501号室の人にだーれも会ったことないんだよ。私と話した時も顔が見えなくてね…。」
…顔を、見せない人?どうしてだろう。ひどい火傷の跡とかあるのかな…。別にそんなの気にしないのに。
「ご心配ありがとうございます。でも大丈夫です!絶対仲良くなりますから!」
・
引っ越してきた翌日、私はお隣さんの家へとあいさつしに行った。
顔を見せてくれるかな、なんて淡い期待をしながら。
ピンポーン
「あ、えっと、隣に引っ越してきた西村といいます!ご挨拶をしにきました!」
「あ、はい。今開けます。」
…え、めっちゃあっさり来てくれたじゃん。
今まで顔を見たことがなかったのはたまたまなんじゃないか…?いつも家にいないとか…。
「こんにちは。俺は伊黒小芭内です。西村さん、これからよろしくお願いします。」
そう言って出てきた人は、今までに会ったことのないくらい、まるで芸能人のようにかっこいい人だった。
ダサいスウェットを着ているというのに、それも様になってる。
「…西村さん?どうかしました?」
「へ…あ、いえ!皆さんあまり伊黒さんの顔を見たことがないって言っていたので…。思ったよりかっこよくてびっくりしました…!」
本当、これぞ顔面国宝!って感じがする!
「あー…。俺大学生で、音楽聴きながら勉強するのが性に合ってるので。だからあまり気づかなかったのと、朝早くに家を出て夜遅くに家に帰ってきてるからですかね。」
「そ、そうだったんですね!お会いできて良かったです!」
私がそう言った瞬間、伊黒さんのスマホが音を立てた。
「あ、すみません…。では、これからよろしくお願いします。」
「あっ、はい!」
ドアがバタンと閉まった瞬間、私はしゃがみこんだ。
「何あれやばいかっこよすぎる…。蜜璃に教えよう…。」
ラッキーアイテム
カナヲの銅貨
ラッキー鬼滅キャラ
時透無一郎
83人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
渋谷の子供 - ☆Erika☆さん» コメントありがとうございます!返信遅くなってすみません…。 ぬぉぉぉお!頑張ります!()楽しみにしてくださりありがとうございます!! (2020年8月14日 11時) (レス) id: 729d0dd35e (このIDを非表示/違反報告)
☆Erika☆(プロフ) - ぬぉぉぉお!!!頑張ってください!更新楽しみにしています! (2020年8月9日 12時) (レス) id: d587067f73 (このIDを非表示/違反報告)
渋谷の子供 - セラヲタなごちんさん» そうです、辛いことです! ちなみに、私は辛いことを経験したことないです()モテないので()友達と非リア同盟組んでますwセラヲタなごちんさんも辛いことがあっても頑張ってください! (2020年7月31日 16時) (レス) id: 729d0dd35e (このIDを非表示/違反報告)
セラヲタなごちん(プロフ) - え?!辛いこと?!嫌ダァッ!。゚(゚´ω`゚)゚。ブワッ (2020年7月30日 21時) (レス) id: bd53d4e57a (このIDを非表示/違反報告)
セラヲタなごちん - 渋谷の子供さん» おぉ〜っ!流石、渋谷の子供さん!ありがとうございます!私もやってみようと思います!ありがとうございました!更新頑張ってください! (2020年7月5日 12時) (レス) id: bd53d4e57a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:渋谷の子供 | 作成日時:2020年6月12日 17時