かっこいい3 ページ5
宇髄side
「…貴様宇髄。西村さんに変なことを言っていないだろうな。言っていたら殴るぞ。本当のことを言え。」
「あーへいへい。伊黒も見る目あんなとは言ったよ。」
「殴る」
そう言って、伊黒は本当に殴ってきた。
伊黒はそこまで力はねえが、地味に痛えっつーの。
「だってよ、あの伊黒が一目惚れしたんだろ?大ニュースじゃねえか。」
「…俺はお前に嫁がいるからお前に言ったんだ。もしや他の奴には言っていないだろうな。特に冨岡だけには知られたくない。」
「不死川と冨岡には言ったわ。」
「殴る」
さっきと同じ言葉を言ったあと、またもや殴り始めた。だから痛えんだっつーの…。
ん?自業自得だって?んなこたあねえよ。
「で?西村のどこが好きなんだ?」
「気安く呼び捨てするな。
…そうだな。まずは笑顔だろうか。初めて会った時の笑顔がすごく綺麗で、周りに花が咲いたように見えた。あと、『お会いできてよかった』と言っていたんだ。素直さに惚れたな。あと…。」
「いやもういいわ。」
さすがに長すぎんだろ…。随分派手に惚れ込んでんな。
「で?お前西村さんのことどんだけ知ってんだ?」
「…下の名前すら知らん。」
「は?」
下の名前すら知らない…?そりゃねえだろ。名前も知らねえのによく好きとか言えたな…。
「よしお前今から派手に聞いてこい。」
「は?何を言っている。お前ならできるとしても、俺とお前は違うんだ。それがわからないのか?そもそもただの近所の奴に名前聞きに来たって言って尋ねられても気持ち悪いだけだろうが馬鹿者め。」
え、すごく傷ついた。
まあ、伊黒の言うことも最もか…。急に名前聞きに来られたら引くよな。確かにそうだ。
「んーそうだな…。じゃあデートに誘えば?」
「は?アホなのか?俺がデートに誘えるとでも思っているのか?」
「西村さん、見たところ20歳くらいだろ。勉強教えるとでも言えば良いんだよ。」
「…お前は天才だ。」
ついさっきまで俺を殴っていたのが嘘のような態度になる。
まあ俺は天才だからな!祭りの神だからな!
「次に玄関前で会ったらその時に誘おう。そして名前も聞こう。
…今回ばかりは感謝してやろう。」
「あーはいはいそりゃあどうも。」
感謝してやろうとか、すげえ上から目線じゃねえか。まあ、伊黒なりに感謝を伝えようとしてんだろうけど。
その後は伊黒に軽く勉強を教えて、家に帰った。
ラッキーアイテム
カナヲの銅貨
ラッキー鬼滅キャラ
時透無一郎
83人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
渋谷の子供 - ☆Erika☆さん» コメントありがとうございます!返信遅くなってすみません…。 ぬぉぉぉお!頑張ります!()楽しみにしてくださりありがとうございます!! (2020年8月14日 11時) (レス) id: 729d0dd35e (このIDを非表示/違反報告)
☆Erika☆(プロフ) - ぬぉぉぉお!!!頑張ってください!更新楽しみにしています! (2020年8月9日 12時) (レス) id: d587067f73 (このIDを非表示/違反報告)
渋谷の子供 - セラヲタなごちんさん» そうです、辛いことです! ちなみに、私は辛いことを経験したことないです()モテないので()友達と非リア同盟組んでますwセラヲタなごちんさんも辛いことがあっても頑張ってください! (2020年7月31日 16時) (レス) id: 729d0dd35e (このIDを非表示/違反報告)
セラヲタなごちん(プロフ) - え?!辛いこと?!嫌ダァッ!。゚(゚´ω`゚)゚。ブワッ (2020年7月30日 21時) (レス) id: bd53d4e57a (このIDを非表示/違反報告)
セラヲタなごちん - 渋谷の子供さん» おぉ〜っ!流石、渋谷の子供さん!ありがとうございます!私もやってみようと思います!ありがとうございました!更新頑張ってください! (2020年7月5日 12時) (レス) id: bd53d4e57a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:渋谷の子供 | 作成日時:2020年6月12日 17時