蛇による死神活動

第六話 ページ8

「…で、あいつの目的は一体なんなんだ？」
「僕にも主すらもわからない。いや…目的なんてないのかもしれない」
「じゃあどうすれば…」
シーン…とその場が静まり返る。
「最善策はやはりお前たちの蛇を僕が回収することだ」
「でも皆死んじゃうんでしょ？」
「まあな」
再度の沈黙。
何故ここまで迷うのだろうか。早く蛇を渡せば解決するのに…。
「ただいまっす！…ってこの子誰っすか？」
こいつは確か…『目を盗む』蛇の憑いている奴だっただろうか…。
「ああ、おかえり。こいつは…」
「僕は『目を壊す』蛇だ。お前たちの蛇を回収しにきた」
「いや実はな…」


「そう…だったんすか。マリー大丈夫っすか？」
「う、うん…。その人がいなくなったら少し落ち着いた…」
「それにしても…『目を壊す』蛇さんすか？何か名前を考えないすか？」
「たしかにねー」
「カノお前いたのか」←
「え!?ひどいっ!!」
「いや僕は名前など…」
「うーんと『目を壊す』蛇だから…コワちゃん!?ぐほぉ!!」
「真面目に考えろ！」
『メコさんはどうですか!?』
「ビミョーだな」
「え…えと…Aとかどうかな…？」
「おお！いいな！」
『じゃあ決定ですね！』
「だから僕は…」
「よ…よろしくねA！」
「女王の願いとあらばしょうがない」←


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会話ばっかですいません！

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