蛇による死神活動 (ページ6)

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第四話ページ6

「よう…『目を壊す』蛇。そして…女王よ」
こいつ…間違いない。

『目が冴える』蛇だ＿＿＿＿＿＿＿。

「どうしてここに来た」
僕は持っていた鎌を構える。
『目が冴える』蛇は恐れる様子も見せず、ニタァっと妖しく笑った。
「いや、ただあいさつに来ただけだ。お前が動き出したようだしな」
「お前が良からぬことを考えているからだ！」
僕は鎌を振り上げる。『目が冴える』蛇は手を上げて「おい待てよ。せっかく女王に会いにきたんだし、それはないだろ」と鎌を止めた。
僕はすぐさま後ろに下がり、『目が冴える』蛇を睨む。
『目が冴える』蛇は僕を無視し、マリー様の方の向いた。女王は「ひぃっ!!」と『目を奪う』少女の後ろに隠れる。
「女王は女王だな。ま、せいぜい楽しませてくれよ」
『目が冴える』蛇はあっという間に暗闇につつまれ、消えてしまった。
「くそ…っ」
僕は鎌を握りしめ、唇を噛んだ。
「おい…うまく状況が飲み込めないんだが…」
『目を隠す』女が僕にむかって理解を求める。
「だから、さっき言った“あいつ”は今の奴、『目が冴える』蛇だ」
「私…あいつ…見たことある…」
女王は震えながらエプロンをぎゅっと握りしめた。
「もちろんです。女王、あなたはずっと繰り返しているのですから」
女王は黙ってしまった。女王は能力を使っていることは無意識なのだ。悪いのはあいつだ。
急に服の裾を引っ張られた。
「コノハはどうなるの…？」
『目を凝らす』少年が少し潤んだ目をこちらに向けてくる。
「そいつは『目が冴える』蛇に乗っ取られている。体を傷つけないかぎりは助けられる」
「本当に…？」
「ああ」
少年はこくっと頷いて服の裾を離した。
「そうと決まれば作戦会議だ！」

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クロハが敵…ボクはクロハ、大好きなんですよ!?
あと、ヒビヤの涙目…ショt(((殴