フード被りの天才少女は夢ノ咲学院へ転入してきました (ページ13)

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負担ページ13

貴女side

貴「3つ目は、制服について。これは、1つ目の事と似ているな。

私は、夢ノ咲学院。男子が多い学校に女子として通うのは……怖い!!女子の目が!!!」

全「!!」(章臣呆れ気味)

貴「最後は、名前。素顔を隠すにあたって、名前が一緒だったら意味がない。名前は適当に創る。ざっとこれぐらいだね。

学校では、フードを被って生活。念の為、男装はしとくけど。あ、あと。柴崎サンも私の事は内緒でお願い。で、良い？」

椚「……」

章臣は少し考えているようで少しの間、部屋には沈黙が流れる。

椚「ﾊｧ…解りました。貴女には言っても無駄でしょう。ですが、いつかはフードを取って顔を見せて生活してもらいますよ。……それに、顔を隠す理由は他にもあるようですしね……」

貴「!!ｱﾊﾊ……やっぱ分かっちゃったか。」

佐賀美「じゃ、話はここで終わりだな。A、制服渡すから来い。」

貴「ほーい。じゃ、章臣、柴崎サンじゃーね。」

あんず「は、はい!!バイバイ、クロk((碧柳先輩!!」

貴「うん。バイバイ……じゃなかった!!」

全「ｯ!?」

柴崎サンに挨拶をして、部屋を出ようとした所で大事なことを思い出した。

貴「柴崎サン……良かったら、LINE…交換しない？」

あんず「!!良いんですか!?」((ﾊﾟｧｧｧ

貴「あ、うん。これから、同じプロデューサーとかて頑張っていくわけだし。」

あんず「あ、ありがとうございます!!じゃあ＿＿＿」

それから、LINEを交換陣から制服を受け取り、帰ろうとすると

佐賀美「あ、A。車で送ってくぞ。」

貴「……陣どうした？」((ﾍﾗｯ

ヘラッと笑って見せると、ポンと頭に手を置かれ撫でられた。

佐賀美「無理するな。俺はお前の味方だ。頼っても良いんだぞ。」

その言葉を聞いて、フッと足の力が抜けて陣の方へ倒れてしまった。

だが、陣がしっかりと支えてくれた。

佐賀美「ほら、此処から家に帰るまでもシンドイだろ？」

貴「ｯ!ごめｯ……ごめん…陣。」

佐賀美「無理するな。俺達もお前に負担かけちまったんだから。ほら、立てるか？」

貴「ん。」

グッと力を入れて立ち上がり、そこから陣の車に乗ったことまでは記憶があるけど乗った後からは記憶がない。