フード被りの天才少女は夢ノ咲学院へ転入してきました (ページ12)

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正体ページ12

貴女side

"柴崎サン、どうかしたの？"

と、聞くとハッとして、口を開いた。

あんず「あの、質問良いですか？」

佐賀美「あぁ、良いぞ。」

あんず「ありがとうございます。えっと、何でこの人はプロデューサー科に入るんですか？プロデューサー科に入るのは女性のはずじゃ……」

椚「あぁ、それは今から全て説明します。それでは、今度は貴女が自己紹介してください。」

あ、そういや私してなかったな。

貴「はじめまして。碧柳Aです。歳は17。学年的には3年ですね。ちなみに、職業は歌い手と小説家。歌い手では、「玄也」小説家では、「榊A」で売ってる。よろしく。」

自己紹介を終えると、柴崎サンは目をパチクリをさせて放心状態になっている。

貴「あれ？柴崎サン？」

すると＿＿＿

あんず「えぇぇぇぇぇぇぇ!!?」

ｷｨｨｨｨｨﾝｯ

かなりの音量で、叫ばれた。

耳痛い……

あんず「え？え!?ほ、本当にあのクロくん!?え…!?で、でもクロくんは女の子のはず……」

あ～

貴「今男装してるんだ。夢ノ咲学院に来るのに、女の子が入っていくのは少し気が引けてね。」

あんず「そ、そうなんですか!?私「Lunetta」の大ファンなんです!!」

貴「そうなの？嬉しいなぁ。これからも、応援よろしく。」((ﾆｺｯ

あんず「は、はい!!/////」

この子可愛いな……顔赤くさせて…←

椚「では、話を進めてもいいですか？」

貴女･あんず「あ、はい……」

それからは、夢ノ咲学院について、生徒達が結成しているグループ、名前、組み分け、プロデューサーの仕事。などの説明を受けた。

佐賀美「こんなモンだろ。質問あるか？」

貴「あぁ、質問ってよりも頼みがあるんだけど、良い？」

椚「内容による。」

おーおー、厳しいねぇ。

貴「1つ目は、学校生活での服装だ。私は、歌い手としても小説家としても顔出ししている。だから、学校生活を始めるとなると、顔を隠さずに登校するのは正直言うと嫌だ。

だから、学校ではフードを被って生活させてもらいたい。

2つ目は、わt((俺が歌い手、小説家って事は生徒達に隠してほしい。俺はあくまでもプロデューサーの助っ人として居るつもりだから。」

つらつらと話していく。