【刀剣乱舞】カ ミ カ ク シ

６本。 ページ6

とりあえず






書類が終わったらしい眞子さんに連れられ





私は本丸、と呼ばれる場所に来た。











眞子さんの、本丸らしい。











つか、審神者って何をする人なのか分からない。


いやまず人なのかってところから始める。














「……あのジジイ、あんたに説明しなかったの？」






何が、と言おうとしたが



きっと審神者についてだろう、と勝手に決めて











まあ、爺ちゃんがそんな話したことないので

と苦笑いしておいた。














「……ハァ。







ま、審神者の仕事なんて適当でいいのよ

テキトーで」











それでいいのか権力者。















眞子さんはツカツカと本丸に入る。






私もその後に続きゆっくり入る。


だって怖いじゃん。
初めて入るんだよ？














「__あーるじぃいぃ！


おかえりぃ！！」






……と、誰かがすごい勢いで
眞子さんに抱きついた。







その勢いで倒れる眞子さん。



うわぁ、痛そう。















「……って、主

誰、この子」







眞子さんの上に乗ってるそいつは

私をジロジロ見ている。














そりゃあ、怪しいよね。



だって見たことない人がいるんだもん。













大丈夫、私も今すぐ帰りたいから。















「……あー、あのクソジジイの孫。



あのジジイ召されたから私が引き取った」







「……え、あの人亡くなったんだ」
















少しショックを受けてる様子の彼。











まあ爺ちゃん、車に跳ねられても
ピンピンしてる人だったからなぁ。











あんなぽっくり行くなんて
誰も思ってないよね、うん。

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