五十本。white day. ３ ページ50
薬研さんに引っ張られ
広間の前まで来た。
「……あー、見習い
ちょっと待っててくれないか？」
私が頷く前に短刀らしい素早い動きで
広間へと入っていった。
__多分短刀の誰かが何かやらかしたのかな。
現に広間の中から半べそをかいている声が聞こえる
「__あれ、見習いじゃん。
何してんのー？」
「加州さん、それに大和守さんも」
背後から声が聞こえ、振り向くと
お二人がいた。
「……ああ、誰かが企画したアレね」
「ちょ、何で言っちゃうのさ」
……2人が口喧嘩を始めてしまった。
とりあえず2人の間に割り込む。
「大丈夫ですよ。
もうだいたい分かってます」
そう言うとポカンとした表情になった2人。
そして広間の襖を開ける、
「あっ、まだ入っちゃダメですよう！」
五虎退がグイグイと外に出そうとする。
そんな彼の頭に優しく手を置き
にっこりと微笑む。
「どこかのバカな審神者さんが
ほとんど顔に出てたので
だいたいの事情はわかってますから」
そう言うとショックを受けたものが半数。
恨みがましい顔でいるのが数名。
対して気にしていなさそうなのが若干名。
「……はぁ、ばれてたんなら仕方ないな。
《ばれんたいん》とやらのお返しだ」
薬研さんのその言葉を筆頭に
次々と物を渡される。
お団子や金平糖にべっこう飴
クッキーまである。
……まあ、油揚げが２つほどあるけど。
「__ありがとうございます。
貴重な皆さんの資源を使わせてしまって……」
そう言えば
いいんだ、と言う短刀達。
「それでは、皆さんでお菓子でも食べましょう」
こんのすけ、と呟くと
縁側に現れた狐の式神。
「お願いしたもの、ありますよね？」
「もちろんでございます！」
目の前には大量のお菓子。
お菓子は皆で食べた方が美味しいんです。
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みんくor帝or校倉造(プロフ) - 佐峅＠暹羅さん» 大丈夫ですよ！ (2016年3月16日 22時) (
レス) id: c43f750a1d (このIDを非表示/違反報告)
佐峅＠暹羅(プロフ) - みんくor帝or校倉造さん» イラスト見ました！ありがとうございます（うふふ）あ、イラスト申請しても大丈夫ですか……？更新頑張りますっ！ (2016年3月16日 6時) (レス) id: ae8746a59d (このIDを非表示/違反報告)
佐峅＠暹羅(プロフ) - 悠俚さん» 返信遅くて申し訳ありません！いえいえ、描いてくださろうとしていただけただけで私は嬉しいですっ！昨日は更新出来なくてすみません！本日更新頑張ります！ (2016年3月16日 6時) (レス) id: ae8746a59d (このIDを非表示/違反報告)
みんくor帝or校倉造(プロフ) - コソっとtwitterでリプにて絵を送りました((楽しみにしています！頑張ってください！ (2016年3月16日 5時) (レス) id: c43f750a1d (このIDを非表示/違反報告)
悠俚(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています！絵が下手なんですいません描けないんです！(´･_･`) (2016年3月15日 7時) (レス) id: ebe9aa6a40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐峅
| 作成日時：2016年3月6日 0時
