第８９話「私の前世」 ページ9
Aside
異世界の扉…
私は別世界の人間
じゃあここから私は現れたってこと？
A「ま、待って！でも私は小さい頃から水竜ウォンティーガに育てられて…」
メイビス「えぇ…ですがあなたがこの世界に来てからの話です
あなたは元いた…いや違う世界では平和に暮らしていました
魔法という道具を使えことなく争いのない世界で…」
A「それは…私の前世…？」
メイビス「前世とも言えるものなのでしょうか…いえ、違います
"彼"もあなたと同じ世界から来た…
彼があなたともう１人を連れてくる時にまた
A「ねぇ…私は一体何なの…？
私は悪魔とも言われたの…
ねぇ、初代…あなたは知っているの…？」
メイビス「えぇ、全て知っています
私はこの体で見てきましたから…」
A「私は…悪魔で…何者、なの…？
私に、なにを、望んで、いるのっ…？」
メイビス「落ち着いて下さい、A
そして…私の声を聞いて下さい
あなたは違う世界では１６歳の少女でした
あなたが居た世界は魔法というものはなく、争いもない平和な世界なのです」
ドクンッ＿＿
A「うっ！」
頭痛が激しい
痛いっ…！！
『さぁ、君を迎えに来たよ』
迎え…？
『君は僕とついて来るんだ』
ついて来る？
何処に？
『行こう…君がいるべき世界へ＿＿』
私が…いるべき世界…？
あなた、は…
A「FAIRYTAILの…ゼレフ…？
私は、篠崎、A…
あ、れ…？何で、そんな事…
そんな…私は、この世界の、人間じゃ…ない…」
メイビス「…っ」
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