【黒子のバスケ】"イケメン"少女の事情＊第２部

イケメン女子…８０ ページ40

気付いた時には白い天井が見えた


動かしたくても体が動かなかった


まだ状況が把握出来なかった


痛む頭を使って思い出す


するとあの時起きた事がよみがえった


あたしは叫んだ


すると近くにいた母さんがあたしを抱きしめてくれた


落ち着いたあたしに母さんは教えてくれた


あの時のだいたいの事情


そして…準優勝で終わった事も


あたしが目を覚まして４日が経った


その日あたしは絶望を感じた









＿＿＿＿＿＿＿＿＿









母「A」


A「なに？」


母「お客さんよ」


A「……！！」









そこには真太郎の姿があった









A「母さん、２人にしてもらっていい？」


母「えぇ…ごゆっくり」((ﾍﾟｺｯ


緑間：ペコ









母さんが出て行きあたしと真太郎だけとなった









A「母さんから聞いたよ

優勝したんだってな、おめでとう」


緑間「ありがとうございます」


A「あたしらは準優勝だったらしい

連覇は無理だったみたいだ」


緑間「はい」


A「…どうしてこうなったか知ってるのか？」


緑間「…はいっ」


A「お前が責任を感じる事はない

これはあたしと神崎さんの問題だったんだ」


緑間「ですが…」


A「終わった事は仕方がねぇーよ

それに神崎さんもこうなるなんて思わなかっただろうしな

だからあいつを責めないで欲しい」


緑間「先輩がそうおっしゃるならそうします

ですが俺の自身のけじめは付けました」


A「そうか…」


緑間「…あの、それで…あの時のこと、ですが」


A「あぁ、あれか…すまないな…こんなになったから言う機会なくなって…

真太郎…あたしはお前が好きだ

けどあたしはお前とは付き合わない」


緑間：！？

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