【マギ】マギの番人

第１５夜「大きな青い巨人」 ページ15

A「アリババ大丈夫？」


アリババ「あ、あぁ…」


アラジン「ごめんね、アリババ。さっ！宝物庫探しに行こう！！」









３人が揃い再び攻略に戻ろうとする


だが決して彼もまだ諦めた訳ではなかった









領主「待ってくれ！話が違うじゃないか！！

僕を王にしてくれるんだろ！？

僕はずっと待っていたんだ！！

君に選ばれる今日という日を！！

そのために努力だってした！無能な親父の代わりに僕はチーシャンの町を支えてきた！！

どうだすごいだろ！？そうだ！僕はすごい！

僕は偉いんだ！だから僕を…王様に！！」


アラジン「王様…ごめんよ、お兄さん

僕はお兄さんのことそんな大した人じゃないと思うよ」


A「残念だけど君は王の器じゃない」









そう言って３人は歩き始める


領主はそのまま肘から崩れ落ちた









アリババ「A、アラジン…お前ら何者だよ…」


A「何って…ただの旅人であり…」


アラジン「君の友達さ！」


アリババ「お、おう！さっ！早く…」


A「と言いたい所だけどどうやらここでビンゴみたいだ」









あら目線に目がいくA


それはアラジンが持っている笛と繋がり光り出していた









アリババ「あの壺…」


アラジン「Aさん！」


A「どうやらあれみたいだ…さ、アラジン…触れてごらん？」









壺にピトっと指で触った


その時だった


周りが…いや建物が揺れ始めた


そして目の前に現れたのは…大きな青い巨人









『誰だ…王になるのは誰だ？』

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