story…6 ページ6
まださっきの耳鳴りの感触が残ってる
それにさっきのは何?
誰か何か言ってた気がするけど…よく覚えてない
とりあえず誰もいない所へ行こう
そう思って屋上の方へ向かおうと階段を登っていた
ドンッ_
A:!!
前をよく見ていなかった
誰かにぶつかった…まずい…落ちる!!
「大丈夫ですか?」
A「え…あ、すいません!」
「いえ、こちらもよく前を……君は…」
A:??
「…もしかして白鳥A様ですか?」
A「え…そ、そうですけど…」
「これはこれは…大変申し訳ございません」
そう言って男性は私の体を起こしてくれた
そして私と目を合わせる
「私は
A「鴉取…あぁ、あの…」
愛斗「はい、お会いするのは初めてですよね」
A「そうですね」
愛斗「それより何処かへ向かう途中でしたか?
お急ぎのように見えましたが…」
A「あぁ…そうですね、急いでいました」
愛斗「お体に怪我はないようですので…大丈夫そうですね」
A「あぁ、はい…私からぶつかったのに申し訳ありません
また後ほど謝罪の方はさせていただきす」
愛斗「いえ、それは大丈夫ですよ」
A「いえ、白鳥家の人間としてそのような無礼は許しません…それでは失礼致します」((ペコッ
今は一人になりたい
いろいろ整理したい
今のことは後で考えよう
愛斗「…あの様子だと
ですがあなたもこの世界にいると分かって嬉しいです
あの時の私はどんな手を使ってもあなたと共にいようとした
まぁ…生まれ変わって気が変わったが…
今あなたと会ってもまた気が変わった
さぁ、ここからまた動こう、あなたの為に…ね」
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