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彩綾「お待たせ」
赤司「少し遅れましたよ、雲雀先輩」
彩綾「レディは支度に時間がかかるものよ…ねぇ、白鳥さん?」
A「まぁ、そうですね」
赤司「…。」
A「何かありましたか、赤司くん」
赤司「…いや、何でもない」
彩綾「今回のパーティはそんな長居しなくても大丈夫なんだけど、やはり挨拶はしなくちゃいけないの
けど私が無理矢理連れてくのだから白鳥さんはその時離れてもらっても構わないわ
でも赤司くんはそうも行かないわよね?」
赤司「そうだな」
A「私も出来れば見つからないようにします」
赤司「(見つからないようにって…この様子じゃ無理だろうな)」
A:??
赤司くんが何か困ってそうな顔をしている
私の顔に何かついているのかしら?
彩綾「それにしても…本当にあなたって…」
A:??
彩綾「いいえ、こっちの話…招待状は私が持ってるわ
一応連れがいるって説明してるからそこら辺は大丈夫」
A「はい、ありがとうございます」
彩綾「私からお願いしたけど、くれぐれも気を付けてちょうだいね」
A「はい」
それにしてもすごいわね
こんなでかい規模のパーティを開くなんて
紅緒家…か
赤司「不安か?」
A「いえ、大丈夫です」
私が白鳥の者とバレないようにすればいい
小さい頃はよく参加したものの
今ではしてないし、大丈夫だとは思う
それに雲雀先輩の付き添いだし、目立ちもしなければ大丈夫でしょう
彩綾「それじゃあ中に入るわよ」
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