story…37 ページ37
A「んっ…」
赤司「!!…起きたか?」
A「わた、し…」
赤司「倒れたんだ…体調は?」
A「え、えぇ…大丈夫よ…」
青峰「…。」
A「どのくらい?」
赤司「10分程さ」
A「そう…えっと、青峰さん…でしたっけ?
あなたは大丈夫でしたか?」
青峰「あ、あぁ」
赤司「また貧血か?ここ最近多くないかい?」
A「大丈夫よ、一時的なものだから…」
また例の…
この間のやつと似てた
やっぱりこれには何か意図がある
青峰「あの、よ…」
A「は、はい」
青峰「その、お前も…見たのか?」
A:!!
赤司「見た…?」
青峰「こいつに触れた時、何かが流れ込んできた」
赤司「何か…?それはなんだ?」
青峰「きっとこれはぜ((
A「ごめんなさい、やっぱりちょっと体調が悪いみたい
私はこのまま休ませてもらうわ」
赤司「部屋まで送ろうか?」
A「いいえ、大丈夫…おやすみなさい」
赤司「あ、あぁ、おやすみ」
私はその場を離れた
やはり彼の中にも私と…
一体これはなんだというの?
この流れてくる映像一体っ…
__________
赤司「大輝」
青峰「なんだ?」
赤司「説明しろ」
青峰「お前も知らねぇのか?」
赤司「彼女のこの現象の事は知っている
実際僕とも起きた事だ
けど何故だが教えてくれないし、分からない
お前は今…何を見た?」
青峰「…赤司は前世を信じるか?」
赤司「前世…?まぁ、可能性はあるとは思うが…」
青峰「俺は今それを見た」
赤司「…?」
青峰「ま、真面目な話だぞ!?
つかその俺の前世の記憶があいつと触れたことによって思い出した
その記憶にはお前もいる、赤司」
赤司:!?
青峰「お前は知らないだろうけど、きっとこれは偽りじゃなく本当だろうな
じゃなきゃA…いや紅緒か?も反応しないだろ」
赤司「なぁ、大輝」
青峰「あ?」
赤司「今日の昼、火神にも言われた…何故彼女のことを"紅緒"と呼ぶ?」
青峰「え、いやだってあいつ昔は"紅緒A"って名前で…え?今違うのか?」
赤司「彼女は"白鳥A"だ」
青峰「そ、そうか…」
赤司「(何かが引っ掛かる…それに"紅緒"は…)」
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