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ある日の屋上
私は運命の人と出会えた
本当にただの偶然で会った彼だったけど、彼が今の私を作ってくれた
私の背中を押し、私に歌をみんなに届けさせてくれた
けどある日…彼と離れ離れになってしまった
彼はバスケの天才だった
バスケが楽しくないと言っていた
だから私は笑ってほしいと、役に立ちたいと声を掛けた
けど彼には私の言葉は届かなかった
それから1年後…たまたま彼と再会した
彼は大人びていたが…変わってなかった
少しずつ話しかけようと頑張った
前みたいに仲良く話したいって思った
だって私はずっと彼が好きだったから
けど手を伸ばしてもなかなか届かなかった
だからずっと私は歌にしていた
私の気持ちを歌にしてきた
そのおかげかは分からないけど…ようやく彼に私の気持ちが伝わった
とても長い時間だったけど、ようやく彼と通じ合えた
彼に気持ちを伝えてからもずっと歌い続けている
だって歌が好きだから
これからも私は歌い続ける
みんなに私の歌を声を届けたいから
でもこれだけは覚えておいてほしい
「ASAGAOさんにとって歌とはなんですか?」
「私にとってかけがえのないものです
歌があるからこそ私は気持ちを伝えられた」
「そうなんですね!確かに歌詞も良いですが、歌にすると全然違いますもんね!」
「はい」
「それでは最後に…伝えたい事がありましたからお願いします!」
「では愛する夫に…」
「おぉ!これはこれは!」
「ふふっ…嫉妬深いのでちょっと…んんっ…
大輝、あなたと出会えてよかった
あなたがいたからみんなにわたしの歌が届けられた
"歌姫"と呼ばれてるけど…これだけは言わせてちょうだい」
私は彼に向けて笑顔を向ける
A「私は"あなただけの歌姫"だから」((ニコッ
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はっち(プロフ) - 雪さん» コメントありがとうございます!次回作も出来ましたら書かせていただきます! (2022年10月24日 11時) (レス) id: 031bd78554 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - とても面白かったです、次の作品も期待してます (2022年10月23日 22時) (レス) @page34 id: 924543f8ea (このIDを非表示/違反報告)
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