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ASAGAO「ふぅ…」
風夏「お疲れ様、とりあえずすぐに戻るわよ」
ASAGAO「あ、うん!」
無事ステージで歌終える事が出来た
けど外には今だに記者のみなさんがいる
そこを乗り越えて控え室に戻らなければならない
「あっ!戻ってきたぞ!」
「 ASAGAOさん!」
ASAGAO「うっ…」
扉を開くとたくさんの人がいた
ここをどう通れば…
風夏「ちょっ!退いて…押さないで!!」
ASAGAO「あっ!フウちゃ((
「先程の件についてお聞かせ下さい!」
「歌良かったですよ!それで先程の生演出の件について詳しく教えて下さい!」
「彼は彼氏さんですか!?」
人が多すぎて逃げられない
少し気持ち悪くなってきた
フウちゃんも近くにいない
怖い…っ…
「ストォォォォォプッ!!!」
全員:!!?
誰かの声が聞こえる
その声によって先程騒いでいた人たちが静まり返る
みんなの視線が叫んだ人の方へ向く
「俺の大事な娘に近寄る奴は誰だ?誰の許可を取って近付いてる?」
ASAGAO「お父さん…?」
父「君たちは私の娘が困っているのが見えないのか?」
「嵯峨貴之!?」
「あ、そうか!父親か!」
「あの!嵯峨さ((
父:ギロッ
「ひぃ!!?」
父「確かにうちの娘は今回初めて顔を出して披露をした
そして何故だが公開告白までして人々の目を向けた
だがそれをこのような形で追い詰める出来事なのか?
それは違うだろ?お前たち記者はただネタが欲しさに寄りたがってる
それはお前たちの仕事であるが為、それ自体は否定はしない
だがやり方が間違っている、これが正しいやり方だと思ってやってるのか?
そこまで、娘を追い詰めてまでやる内容なのか?違うよな?
お前ら見てみろ、うちの可愛い娘が困っている姿を」
お父さんの言葉によりここに人がみんな私を見る
私を見ると先程までの目付きとは逆に、悲しみな目をした
父「娘も今回の事で覚悟は決めてるはずだ
だがここまでやられる事はしていない
それにたかが子供の恋愛にそこまで首を突っ込むな
これは身内、そして本人同士の問題だ
分かったなら道を開けろ」
父の言葉に魔法が掛けられているのか
すぐさま道を開ける記者の方々
道が空いた事によりお父さんは私の元は来た
父「さっ、帰ろう」
ASAGAO「う、うん」
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はっち(プロフ) - 雪さん» コメントありがとうございます!次回作も出来ましたら書かせていただきます! (2022年10月24日 11時) (レス) id: 031bd78554 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - とても面白かったです、次の作品も期待してます (2022年10月23日 22時) (レス) @page34 id: 924543f8ea (このIDを非表示/違反報告)
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