【おそ松さん】ろくにんでひとつ？ 【能力松】 【男主】

お片づけ完了 ページ8

Aside

「もらったあああああああ！！！！！！！！！」



そんな風にでっかい声で十四松の腹にパンチを決めた。




すると十四松は反対の方向にズシン！！と大きな音を立てて打ち付けられた。



そういえば、一松は攻撃してこなかったな、と思いそっちを見やる。




一松「あっ、あ・・・じゅ・・しま・・・・つ」



今にも精神崩壊しそうで、涙をたくさん流している。



そんな弟くんの前に立った。


そしてしゃがむ。一松と目線が合うくらいに。





「でぇ？弟くんたち倒されちゃったよ？どうする？一松。」



名前を呼ぶとビクッと肩が震える。



一松「あ・・・あ・・こ、こないで・・・」



・・・・・俺は見たことがある。こんな光景を。






＿＿＿＿＿＿

　 「あ・・・あ・・な、ぐる？」



_＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


　次の瞬間、俺は一松を抱きしめていた。



一松「や・・だ・・こわ・・・いよ・・」




「ごめんな、一松。本当にごめん。」





俺が、東郷さんの一味であることには変わりない。



だから、おそ松を誘拐したのだって、俺だって含まれる。





もう、俺は大人だ。




自分のことはちゃんと自分でおとし前をつけないといけない。



でも、あんなに東郷さんに反抗できたって、それを実行に移すわけじゃない。





俺が感じているのは、




俺は、もう、諦めているんだ。






東郷さんから逃げたって、生まれてからずっとこの光景を見てきた俺じゃあ、な。






一松「あ・・・こわい・・・よ・・たすけて・・・にいさん・・からまつにい・・さ・・ちょろ・・まつ・・にいさ・・




　 おそまつ・・にいさん」




すると、一松の体が毒々しい色に変わった。うわ。こう言う事？



無下に触ると怪我するって？



俺にはべっちょり毒。



一松「え・・・あ・・・？」



しかも本人は無意識。




・・・・もう、攻撃しないよな。






「・・・・・じゃあな。一松。」





また翼を作り、青に足止めされているだろうおそ松の援護に向かった。

遡る事おそ松は→←紫の思い

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