第六百四十八訓 ページ5
まぁとりあえず、だ。
沖田「んな事より次、俺相手していいすか?そろそろ真選組の厳しさ教えてやんねェと」
『いや私が行こう。あれだけの腕を持っているんだ、興味がある。ついでにじわじわと甚振り恥辱を味わせてやりたい』
沖田「いやそれついでっつーか本音じゃねーですか?最後の方が言いたいことじゃないですか??」
『そんな事ないさ』
とりあえずあの
ふざけた内容ならば突き出す事も視野に入れよう。
土方「忘れたかドS共。一方は新人教育とか言って新人使い物にならなくするし、一方は変声だの変装だの使って悪戯したあげくパシッただろうが」
あっ、因みに変声と変装を使って悪戯しパシッたのは私だよー。非番だけど外に出る気分にもならなくて暇だったから出来心でねぇ…?
『でも一部喜んでる奴居ましたよ?』
土方「そういう問題じゃねんだよ。新人隊士に新しい性癖目覚めさせても何も解決しねぇんだよ」
『まあまあまあまあそんな事より今は柱君でしょー』
うんうんそうそう。あの
ニコニコしたまま竹刀をもって桂君の方に歩き出そうとすると。
______グイッ、
『ぉわっ?』
後ろから誰かに服の裾を引っ張られた。
そのままポスッ、と私を引っ張ったのであろう人の胸板に背中が当たる。
………うわー、硬くて逞しい胸板だ…誰だろ?
疑問を持ちつつ後ろを振り向くと。
.
『……………………え』
口元を隠す千草色の布に、蜜柑みたいなオレンジ色のふわふわしたアフロ。紅い双眸。
.
私に熱烈な恋文を送った……斉藤終くんが居た。
『き、君はっ、』
え何で此処に?幹部会議でも前の採用試験でも居なかったのに?
あ………もしかして恋文の返事送らなかったから私に会いに来たとか?え、それは流石に自意識過剰かな?でも今まで来なかったんだからそうとしか、
_______なでなで、
『え』
じわじわと顔が赤くなる私の頭を軽く撫でた斉藤君。ちょっと目を細めてる仕草がなんとも言えない雰囲気だ。
それに固まっていると、斉藤君はそのまま桂君の方に進み出ていった。
……どうやら、桂君の相手は斉藤君がするらしい。
ー
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結葉(プロフ) - もしかしたら斎藤終の初登場9章の25ページかと思います。違っていたら申し訳ありません。 (2022年7月28日 18時) (レス) @page2 id: 9288ea6b71 (このIDを非表示/違反報告)
悠(プロフ) - 愛染香篇めっちゃ楽しみです!頑張ってください! (2021年12月4日 21時) (レス) @page48 id: 2d162a3757 (このIDを非表示/違反報告)
実珠(プロフ) - カブさん» おおおお!いえいえテストお疲れ様でした!!暁ちゃん絶賛してくれたようで嬉しいですww誕生日を祝って頂いで暁ちゃんも喜んでますよw更新頑張りますね!!有難う御座います!!! (2021年12月4日 21時) (レス) id: 2209f9ef43 (このIDを非表示/違反報告)
実珠(プロフ) - パンダさん» こんにちは!!有難う御座います!なるべく早く更新出来るよう頑張ります! (2021年11月28日 20時) (レス) id: 5eb1e7fab0 (このIDを非表示/違反報告)
実珠(プロフ) - Shionさん» 終兄さん書いてて可愛らしくて楽しかったですwさらば真選組とかでも出てくるのでまだ出番あると思うのでそれまでのお楽しみですねw更新頑張ります!有難う御座います! (2021年11月28日 20時) (レス) id: 5eb1e7fab0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:実珠 | 作成日時:2021年10月10日 21時