【銀魂】空から女の子が降ってきました。17

第六百六十七訓 ページ24

はい、こちら現在進行形で真選組屯所に忍び込んでいますAです。


ホントに屯所内にアフロしかいなくて恐怖すら覚えているAです。






『ヤバい…アフロしかいない…そしてそれに比例するように斉藤君は居ない…………』



銀時「辞めろこっちまで気がおかしくなる」






あれこんなにも屯所の空気ってゲロまずかったっけ？元々男所帯であったもののそろそろ死にそうだぞ。







新八「！銀さん、Aさん！！あれ！！」



『！』






アフロ臭により吐きそうになっていると、急に新八君がある一定の方向を指さした。


そちらを流されるままに見る＿＿＿＿＿









.











＿＿＿「柱！！」





＿＿＿「柱！！」











『っえ……』









桂「我等はこの世に生まれ出ずる日は違えども、死する日、身命を賭する日は同じ…尽忠報国の同士だ！」









待って何か桂君が近藤さんと握手してるんだけど！？

しかも周りには一般隊士もトシ達も居て、桂君を偉く持ち上げてるんだけど！？全員アフロなんだけど！？





(え……何これ…何これ…………？？？？)





あと桂いつからそんな賢い立ち回り方出来るようになってんの皆君のこと信じ切ってない？






銀時「こりゃあ…ヅラがやってんな」



神楽「アフ狼、ヅラに居場所取られたアルか」



新八「え、そんな裏切り小説の悪女とヒロインじゃないんだから…普通に斉藤さんも居るんじゃないの？」



『いや……可能性はある。あの桂君(おバカ)な事だから目標見失ってるかもしれないし…』



新八「今日は嫌に毒舌ですねAさん」






隅っこの壁の影から桂君の様子を見る。



あれはもう、完全に真選組を掌握しているかのような雰囲気。立ち位置的にはトシと同じくらい…？いや、それよりは下か…






『…え何あの立ち位置私の上司でトシの部下ですか？絶対嫌なんだけど』



銀時「バッカ待て待て待て殴りかかろうとして出てくな今バレると色々面倒だ」






なんだかモヤモヤして、とりあえず桂君を一発殴れば収まるだろうと出てこうとしたら銀時君に思いっきり止められた。



それに顔を歪めていれば、不意に真選組の輪の中から桂君が一人でに抜けていく。






銀時「！ほら、ヅラが動いたぞ。多分部屋に行くんだろう。部屋で奴が一人になったら訳を聞きゃいい」



『……うん』






方針が決まったので、四人で桂君の後ろを尾けていった。手際はFBI。









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