4話目 ページ7
「Aすまん。」
阿伏兎の一言で青ざめたのは今日の朝
今日の昼には次の星へ移動を開始するので昨日のうちに抗議してくれたらしい
彼が謝っている理由は“接待”の話だ
阿伏兎でもどうにもならなかったんだ
接待がある二週間後が憂鬱で仕方ない
「どうも次の取引先が地球らしくてな、地球人に似ている夜兎の女に白羽の矢が立ったらしい」
『じゃあ神威が参加しても参加しなくても強制的に接待させられるんじゃ』
「そうゆうことだな」
昨日の会議で神威が参加していても第七師団を人質にして無理やりやらせたのだろう
『はぁーーー』
憂鬱だ
とりあえず次の星でストレス発散しよう
久しぶりに神威と手合わせ願いたい
やっぱりストレス発散は広いところでの運動だろう
「そう落ち込むなお嬢、なんか買ってやるから」
『阿伏兎は私のこと何歳だと思ってるの』
「俺にとったらお前はいつまで経ってもお嬢だ」
「そろそろ出発の時間だから仕事してくらァ」
『いってらっしゃーい』
阿伏兎が操縦室へ向かう
私はお腹減ったから食堂に行こうかな
_____________
_______『げっ.......神威』
神威が少し早めのお昼を食していた
神威は食堂に準備してあっただろう料理を大量に食べる
なので神威のすぐ後に食堂に行くと量が少なくなる
後に食べる人のことも考えて食べろや
しかも今お昼真っ只中だぞ
なんか最近ツイてないな
とりあえず配膳されたものを食べる
普段より量が少なくなってる......
これじゃあ地球人が食べる量じゃないか
心の中でため息をつきながら箸をつけた
ご飯の量に満足したのか機嫌の良い神威がこちらにやって来る
「そんな少ない量.....もしかしてダイエット中?」
『女の子に堂々とダイエットしてるかなんて聞かないでよ。デリカシーなさすぎ』
軽くあしらって食事を進める
じーーっと見つめてくる神威
食べにくいんだが
_____「Aは胸ないし食べた方がいいよ」
『まじでデリカシーへその緒と一緒に切り落とした?もう一回生まれ直した方がいいよ』
こいつ私が一番気にしてる胸の大きさについて言って来るなんて
『殺.されたいの?』
不意に神威が笑い
「やれるもんならやってみなよ」
クソッ
もちろん神威に勝ったことなんて一度もない
引き分けは何度かあったが勝った事はない
『いつか勝ってやるかんな!』
ぎゃーぎゃー騒いでいると
阿伏兎によって制裁された
163人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
迷い猫 - 神威の一人称が僕になってますヨ! (2021年11月2日 7時) (レス) @page4 id: 0f483562a2 (このIDを非表示/違反報告)
lica(プロフ) - ゆるさん» ありがとうございます\(//∇//)\ (2020年7月16日 15時) (レス) id: a09501c7ae (このIDを非表示/違反報告)
ゆる - すごく面白いです!更新楽しみにしてます! (2020年7月2日 16時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
lica(プロフ) - 神威さん» コメントありがとうございますヽ(*´∀`) リクエスト頂いた内容で早速書きたいと思います!ありがとうございます! (2020年5月25日 10時) (レス) id: a09501c7ae (このIDを非表示/違反報告)
神威(プロフ) - 読んでてとってもキュンキュンします!笑これからも期待してます!さっそくリクエストさせていただきたいんですけど神威の部屋でお家デートしたみたいな短編見てみたいです!難しいかもしれませんが出来たらやって欲しいです!m(*_ _)m (2020年5月25日 2時) (レス) id: 16991fe54c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:lica | 作成日時:2020年5月7日 15時