五十二話 ページ7
クリスマスも終わり無事冬休みに入った。しかし、アイドルとプロデューサーは年末のライブのに向けて練習やら企画会議やらで暇なんてないのであった。
「司君そこのターんもう少し早く!」
司「ッッ!はい!」
「凛月君もそこの腕もう少し伸ばす!」
凛月「ッ了解!」
試行錯誤をしながらも踊りを仕上げていく。歌はやはりみんな上手で私もマイナス点を見つけられなかった。しまいには拍手もしてしまう。
そんなこんなで今日のレッスンが終わり私達は部屋の片付けをしていた。その最中にレオ先輩が元気よく「そうだ!」と声を上げた。
「どうしたんですか?」
レオ「今年の年末はみんなで過ごさないか?」
司「皆さんでですか?」
レオ「うん!今年はルカたんが『部活の先輩と年末パーティーするの!』って言ってたんだ……」
「それで、レオ先輩は妹さんと一緒に歳を越せずという事ですか」
泉「たく、なにを言い出すと思ったら………まぁ、いいんじゃないのぉ?俺も今年はママ達が入れないって言ってたし〜」
凛月「俺も兄者がいるからなるべく家には居たくないんだよね〜」
嵐「私達は元々二人で過ごす予定だったから大丈夫よ」
司「私も!父に相談してみます!」
みんなの返答にレオ先輩は心なしか嬉しいそうに見えた。
年末の事も話し終えた頃には片付けは終わっていて、この後みんな用事がないという事で雪合戦をするために校庭に移動し始めようとしたが、泉先輩と凛月君が嫌だと言って中々進めなかった。しかしなんとか説得してみんなで雪合戦を始めた。あんなに嫌がっていた二人もいざやってみると楽しかったのか本気でやっている。
そんな姿をみると少しだけ笑みが溢れる。
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匿名 - 話の内容はすごく素敵でした!ただ、気になった点は、そろそろって言うところにだんだんと使っているところです。作者様のところの方言かーって思って見ていましたが、そろそろのところにだんだんってあると違和感しかなくて・・・。 (5月3日 8時) (レス) @page22 id: 00e14cefe2 (このIDを非表示/違反報告)
MS.HB(プロフ) - 冬雪さん» ありがとうございます!りょうかいです!! (2022年1月7日 10時) (レス) id: 581b6a2e50 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - 素晴らしかったです、、、できれば嫉妬も見たいなぁ、なんて、、🙇♀️ (2022年1月7日 1時) (レス) @page13 id: 251399e8df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MS.HB | 作者ホームページ:ある訳ないじゃないですかーもぉー(きも)
作成日時:2021年12月17日 21時