51話 シバの変化 ページ3
ウーゴ「!?」
イスナ「な、何言ってんだよ、シバ!?」
シバ「どうしたのよ？
この人が信じられないんでしょ。
そうしたいなら斬りなさいよ。」
「……………」
シバ「あなたたちは何を思って過ごしてきたの？
ソロモンがいつ暴虐な王のように振る舞ったの？
肩を並べて生きようと言ったんじゃないの？
自分より強い人からの優しさが信じられないのは、あなたたちの心が弱いからよ!!!」
「なんだと!!?」
シバ「いつまでそんな生き方をするつもりなの？
自分より強い相手が怖いからってよってたかって攻撃して………
でも、強い誰かのことも助けてあげたいって…
自分より強い誰かの気持ちも理解したいって思えなきゃ………
誰もが自分より下ばかり探して殺し合う、敵だらけの世界になってしまうわ!!!」
シバの思いが伝わったのか
異種族たちの顔つきが変わった
そして辺りはシン…とする
シバ「…わかってる。
〈
〈
近くにいて、いつか自分の大切な家族を攻撃してくるかもしれないから
でも、勇気を出して。
周りをよく見てよ。
私たち、きっとそんなに大きな違いなんかないわ！
私はもう、自分より大きくて強い〈異種族〉だって怖くない。
みんなが本当は、
戦いなんかせずに家族と愛し合って生きていきたい同じ心を持っているってわかってるから………
信じてる。
ソロモンの強さがこの世界を輝く場所へ導けるって…信じてる。
この人に今までしてもらったことを忘れてまで疑う者がいるのなら、
私の前に出てきなさいよ!!!」
ウーゴ「シバ………」
『変わったね、シバ
(まさかここまで変わるとは思わなかったけど…)』
イスナ「だな」
シバはソロモンと向きあった
シバ「ソロモン、あなたなら絶対に大丈夫だよ！
それでも自分を信じられないのなら、私がいつでも大丈夫だって言ってあげるよ。
ソロモンを守ってあげるよ！」
ソロ「なるほど。
シバ、お前を見くびるのは…もうやめる。」
アルバはそんな2人を見て涙目になっていた
続く (更新停止中)
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澪音(プロフ) - 心がとうふさん» いえいえ、お褒めの言葉&応援ありがとうございます！ (2018年11月10日 13時) (
レス) id: a930df88af (このIDを非表示/違反報告)
心がとうふ - 文才オラにわけてくれぇぇ！はい。すいません。止めようと思っても止まらない、画面を滑る指。小説面白いです！応援してます (2018年11月8日 22時) (レス) id: eb0ecd2aff (このIDを非表示/違反報告)
澪音(プロフ) - とーこさん» ご感想と応援ありがとうございます！これからも頑張らさせていただきます<(_ _)> (2018年8月16日 0時) (レス) id: a930df88af (このIDを非表示/違反報告)
とーこ - すごく面白かったです！会談後の夢主ちゃんの反応なども気になります！更新頑張って下さい(｀・ω・´) (2018年8月15日 23時) (レス) id: f120473103 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：澪音 | 作成日時：2018年8月11日 21時
