《マギ》救いたい

6話 煌帝国そのもの ページ7

アリババ殿は一通り周りの風景を見たあと、
こう言った

アリ「いや、想像よりは面影が残っている。」

モル「！？(アリババさん…
なぜ驚かないのかしら？)」

トト「トトはお師匠と一緒に
煌帝国へ行ったことがある。

そう、この町はまるで…」

アリ「……」

トト「煌帝国に占領された国の話で、気になっていたことがある。

それは…



煌帝国のものになった国は、煌帝国そのものになるって話だ……」

『(確かに…
今まであまり気にしていなかったけど
煌帝国に支配された国は
煌帝国と同じ様な風景、制度になっていった…)』

『……立ち話もなんですし、馬車に乗りましょうか』

アリ『あぁ…』

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