40話 復讐 ページ41
これからどう迷宮を進もうかと迷っていた時
？「A！」
『！お、お母さん！？』
私の名前を呼んだのは"この世にいないはず”の母だった
母「ふふ、家の中でゆっくり話しましょ？」
久しぶりに見た母の姿
幻覚とわかっていても、懐かしいと思ってしまう
そして、
促されるまま家の中に入る
家に入ると
？「お！おかえりA大きくなったな」
『そんな、お父さんまで……(でも、これは幻…)』
丸いテーブルを挟み3人で座る
母「Aごめんなさいね、貴方を1人にして」
父「あぁ、悪かったと思っている」
『ううん。確かに寂しかった。けど、アレは2人のせいじゃない、あれは山賊のせいなのよ。
ねぇ、私いつか村を襲った山賊を見つけたら村の仇を打ちたい！この手で殺してやりたいの！』
母「A……仇を打ってくれるのは嬉しいわ…けどね、人を傷付けてはいけない」
『でも…！』
父「母さんの言う通りだ。俺は、人を傷付ける為に剣術を教えた訳じゃない。」
『じゃあ、悔しくないの！？2人は！村が襲われて、村の人たちが次々と殺されて！』
父「悔しいに決まっている。でも復讐なんかにに囚われちゃダメだ。」
『復讐じゃない！私がやりたい事は仇を打ちたいだけよ…』
母「どんな事をされても人を傷付けちゃダメって教えたわよね？A」
『……』
父「本当はわかってるんじゃないのか？
人を傷付けてはいけない。復讐は意味なんて無いって」
『ち、違う！
あの山賊に殺されていった村人の苦しみを教えるの！復讐は無意味なんかじゃない！皆の為よ』
ザッ
『！？』
彼女の右肩が血塗れになっている
『こ、これは！？』
ベリアル「我が名はベリアル。真実と断罪の〈ジン〉!!ここでは一切の虚偽は許されぬ。
それは幻影ではない。おまえ自身が頭の片隅で、本当に考えていることなのだ。
己の信念に嘘をついた時肉体を罰せられ、嘘をつき続ければ死ぬ。
それが私の〈迷宮〉だ!!」
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莉音(プロフ) - 夢羽さん» 有難うございます！これからも更新頑張ります！ (2017年3月3日 17時) (
レス) id: 7a6482dfcb (このIDを非表示/違反報告)
夢羽(プロフ) - 続きとても楽しみです(*'▽'*)更新頑張ってください！！ (2017年3月3日 16時) (レス) id: c922035980 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - はじめまして！とても面白いです。応援してます！ (2017年2月26日 20時) (レス) id: 8eac9f1a99 (このIDを非表示/違反報告)
星花 Ruru(プロフ) - 面白いです！これからどうなっていくのか楽しみです(*´∀｀*)頑張ってください！ (2017年2月26日 20時) (レス) id: 68eb365810 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：澪音 x他3人 | 作成日時：2017年2月26日 17時
