24話 アルバ 夢主side ページ25
アルバ……
確かアラジンが見せてくれたあ〈アルマトラン〉の最後方
アラジンがこの世界に来た理由となる原因
それは、
〈アル・サーメン〉は1000年の時を経て意識だけの存在として復活した
今や新世界へと介入している…
なら彼らは人の身体を“乗っ取ってる”ということになるんじゃ……?
もしそうならば“あの人”もその可能性が高くなる
“あの人”を倒したはいいが意味が無いのかもしれない…
もしそうならば白龍様の苦労の意味は無意味ってことになる?
私が色々と考えているうちにアラジンが語る
アラ「王たちよ。
この〈アルマトラン〉の話は、実際に起きた歴史だ。」
「フン!だからソロモン王の理想に従えとでも?ソロモンの息子直々に俺たちに命令をくだすというのか?」
と、言う煌帝国の眷属の方々
アラ「いいや、ちがう。〈アルマトラン〉もう滅びた“過去”の世界だ。」
「!?」
アラ「ソロモン王が正義だったのか悪だったのか。それは僕にはわからない。それは〈アルマトラン〉に生きた当事者たちこそが、名前をつけるべきことだろう。
僕たちは僕たちの、この自分たちの世界の現実にこそ、向き合い、決断をくださなくてはならないんじゃないかな?」
「決断?」
「それは一体なんのことだ?〈マギ〉よ。」
アラ「今こそ、選ぶ時だってことさ。王の器とその仲間たちよ……」
カツン、と杖を鳴らすアラジン
アラ「君たちは世界を救うつもりか、
それとも滅ぼすつもりか!!!」
「!!??」
アラ「このまま〈金属器〉使い同士がいがみ合っていては〈アルマトラン〉の二の舞だ!!煌もレームも関係ない…
〈イル・イラー〉を降ろし、全員を殺そうとしている人たちが実際にいるんだよ!!
だからこそ、それを止めるために__……
三国に停戦協定を結んでもらいたいのさ!」
「!?」
『……』
「停戦協定だと!!?」
「あつかましい。〈マギ〉といえども煌帝国の外交に口をはさむ気か!?」
アラ「では言い方を変えるよ。
金輪際〈金属器使い同士で戦争をしない〉でおくれよ!
せめて〈アル・サーメン〉を協力して倒すまでは。〈迷宮〉の乱立、それが原因で大勢生まれた〈金属器使い〉同士の戦争…
このままじゃ〈アル・サーメン〉の思うつぼだからさ!」
アラジンの発言に口々に言う者、驚く者
様々な反応を示す会場
各国の王を見るとすでにどうするかは決めたらしい顔をしていた
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莉音(プロフ) - 夢羽さん» 有難うございます!これからも更新頑張ります! (2017年3月3日 17時) (レス) id: 7a6482dfcb (このIDを非表示/違反報告)
夢羽(プロフ) - 続きとても楽しみです(*'▽'*)更新頑張ってください!! (2017年3月3日 16時) (レス) id: c922035980 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - はじめまして!とても面白いです。応援してます! (2017年2月26日 20時) (レス) id: 8eac9f1a99 (このIDを非表示/違反報告)
星花 Ruru(プロフ) - 面白いです!これからどうなっていくのか楽しみです(*´∀`*)頑張ってください! (2017年2月26日 20時) (レス) id: 68eb365810 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:澪音 x他3人 | 作成日時:2017年2月26日 17時