《マギ》救いたい

21話 会談 ページ22

アリババ殿が紅炎様と

対面、お話をして数日後


いよいよ会談が始まる


因みに白龍様とジュダル殿は既に

“あの人”を倒した

ジュダル殿が魔法で伝えてくれた


私も白龍様の従者ならば

本来は戦うはずだったが丁度、紅炎様にバルバットへ来るようにと命じられた為私は戦う事が出来なかった…



そして今は会談会場


きっと“あの人”が倒された事は会談が終わる頃には各国の王に伝えられるだろう


シンドバッドはヤンバラ一族、
紅炎様はファナリス兵団を呼びもしもの為に備えていたのだろう

シン「おや？ムー殿、レーム帝国は七海連合と同盟を結んだのではなかったかな？」

ムー「ええ、もちろんですよ。
ただ私は、練紅炎殿とは〈友人〉でね。〈会談〉前に“個人的に”会っていただけですよ。」

シン「そうでしたか。私もぜひあなたとは親しくしたいものです。どうですか？
〈会談〉の後に酒杯を交わし、語らうというのは。」

ムー「それはいいですね！
ただ私は下戸でしてね…あなたと楽しく酒の席を共にできるかはわかりません。」

「団長下戸だっけ？」

「ザルなのだ。」

「あ〜ヤダヤダおっかねえ。」


紅炎「くだらん。
さっさと本題に入らんか。」

『(ホントですね…)』

？「そうだよシンドバッド！」

シン「あっ!!」


と、空いた天井から浮遊魔法で下りてきたのは
〈マギ〉の1人、ユナンである

ユナン「みんなお待ちかねだね。
それじゃあ、本日の主役とその友達を紹介するよ！」

瞬間、上から物凄い勢いで降りてきた何か……


『(あれは…!!)』


「来たっっ!!!!」

“何か”は絨毯に乗ったアラジンとレーム帝国の〈マギ〉ティトスだった



「アラジン……!!」

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