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森｢…探偵社よりも先に、Aちゃんを奪還する事にしよう。探偵社も直ぐに動き始める。中原君は芥川君を連れ、探偵社へと探りを入れてくれ。｣
探偵社には名探偵がいるから、その名探偵がきっとAの場所を当てる、と確信したように云う森。
中原はその指示にすぐに従い、部屋を出て行った。
森｢紅葉君は織田君が捕まえてきた捕虜から情報を聞き出してくれ給え。｣
紅｢私直々に情報を吐かせるとするかえ。私の大切なAを傷つける等、絶対許しはせぬ。｣
紅葉の殺気がピリつき、空気の温度が何度か下がった気がした。
織田は冷や汗をかきながら、出ていく紅葉を見送った。
森｢何故、君は探偵社だけではなく、ポートマフィアにまで声をかけに来たのかい？｣
織｢あの守矢Aが、指の1本も出せず床へと倒れていきました。彼奴が為す術もないなんて相手です。探偵社だけでなく、ポートマフィアも動いた方が確実に助け出せると判断しました。｣
織田のそう云った目は真っ直ぐ森を捕らえていた。
そして、その頃探偵社では、もうAの位置の特定は終わっていた。
それから、ポートマフィアが動くことも乱歩によって解っていた。
その推理を元に太宰が作戦を立て、ポートマフィアを利用する事となった。
太｢恐らく、ここへ来るのは中原中也と芥川龍之介の2人。時間が惜しい今、乱歩さんが特定するAの位置が知りたいと云ったところでしょう。｣
敦｢態と芥川と中原さんに情報を流すって事ですか？｣
太｢そうだよ。一足先にポートマフィアに敵の本拠地へと乗り込んでもらって、ある程度敵が片付いて来たところで探偵社が乗り込む。｣
それが効率的だろう、と云った太宰。
それに、と続けると太宰は大きな声を出し始めた。
太｢あーあ、敵の数は300かぁ！流石に探偵社だけじゃあ乗り込めませんねー！どうしますか、乱歩さん｣
場所は分かってるんだけどねーっと乱歩が云い、住所を読み上げ始める。
すると、微かだが外から探偵社から逃げるように離れていく音が2つ聞こえる。
太｢よし、これでポートマフィアが先に乗り込んでくれる。乱歩さん、どうしますか？｣
乱｢ポートマフィアと共に敵アジトへと乗り込み、Aを奪い返す。｣
乱歩はその緑の瞳を見開きながら、そう云ってのけた。
与｢それなら早くポートマフィアの連中に紛れ込まないといけないんじゃないのかい？情報はもう向こうに行ったんだし、連中も早々に動くよ。｣
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麗夜(プロフ) - 碧さん» コメント、ありがとうございます。よければ長いんですが続編移行の所を読んでくれると嬉しいです。 (2021年10月2日 1時) (
レス) id: da3d507f78 (このIDを非表示/違反報告)
碧 - 夢主に女装?させてください！ (2021年10月2日 1時) (レス) id: 044844ac69 (このIDを非表示/違反報告)
碧 - 明日香ちゃん文すとの世界に来てほしい。 (2021年9月15日 20時) (レス) id: 0f5622965b (このIDを非表示/違反報告)
桜三ツ木(プロフ) - でも、すごくよかったですよ！なので気にしないでください。あと、私も女子会一回ぐらいしかしたことないので。これからもがんばってください！ (2021年9月8日 23時) (レス) id: 19095acc19 (このIDを非表示/違反報告)
麗夜(プロフ) - 桜三ツ木さん» ご希望に添えず申し訳ないです、、女子会というものを非リアの私はした事がなく、女子会かぁぁと悩み、まぁ色々調べて見て、これでも一応頑張って書いたんです… (2021年9月8日 0時) (レス) id: da3d507f78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麗夜 | 作成日時：2021年8月1日 18時
