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第66話 遊びと言えばゲーセン ページ21

というか私嵐山の兄弟にあったことないんだけど、いいんだろうか…。


嵐「こんなのどうだろう?」

栞「うーん、ちょっと色が暗いからもっと明るめので」

米「これとか?」

桐「レインボーって…誰がそんなのつけるの?」

出「この前太刀川さんが着けてたぞ」

桐「うそっ!見てみたい!!」


あー、また騙されてる…。

まぁいいや。太刀川だし。


というかみんな悩みすぎでしょ…。

暇人である私が椅子に座ってきょろきょろといいものがないか見渡してみる。


「おっ」


丁度目に入ったのはチェック柄のマフラー。

しかも色違いで三色ある。


「嵐山、これなんかどう?」


それを嵐山に投げようとしたけど、きっと途中で落ちてしまうので手渡した。

くそ、歩きたくない。疲れた。


嵐「三つあるんだが…」

「三人でお揃いの色違いはどうって聞いてんの」


そう私が言うなり顔を輝かせ…というか周りに星をまき散らして私の手を取ってきた。


嵐「ありがとう!これにする!!」

「あ、うん。わかったから。近いから…!」


何なの、皆手を握ったり腕をつかんだりするのが流行ってるの?

流行ってたとしても私で実践しないでほしい。本当、切実に。


三「このあとはどうするんだ?」


その言葉に公平とよねやんは顔を見合わせてニコッと笑った。

あ、間違えた。にやっとだ。にやっと。


出・米「ゲーセンに決まってんじゃん!!」


本当、帰っていいですか?

ゲーセンとか近くのスーパーにあったし。


嵐山は何かゲーセンかぁ、と感慨深げに漏らしてるし、桐絵も栞もノリノリだ。

私と三輪君だけが「マジかお前ら」的な目で見ている。

俗にいうノリが悪い人たち。


そうして連行されるのがセオリーらしい。

現に連行されたし。


栞「和太鼓の達人やろうよ!」


あ、私が知ってるのと若干違う…!というか和太鼓って…。


米「よし、俺がやる!」

出「三輪、こっちのレースやろーぜ!」

三「おい、引っ張るな!」

桐「あれ可愛い!准、とって!」

嵐「佐穂がこの前熱心に見てたやつだ…。よし、お土産に持って帰る!!」


え、ちょ。

なんなの?放置プレイですか?

誘ったの君たちじゃん。なんで放っておくの?

林檎さん若干オコですよ?


にしても……ゲーセンとか久しぶりだなぁ。

社会人になってから訪れてないし。

前はそこそこ有名だったんだよなぁ。ゲーセンに入り浸ってた時期もあったし。

第67話 ゲーセンの鬼→←第65話 増えた



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syun - 面白かったです!迅さんともっと絡んでほしい!続き待ってます (2016年7月28日 19時) (レス) id: 8186d38d99 (このIDを非表示/違反報告)
せきらいん - ぅゎ林檎さん容赦なぃ 面白かったです、更新頑張ってください。 (2016年6月3日 3時) (レス) id: 117e6ef6eb (このIDを非表示/違反報告)
レオ(プロフ) - やばい!続きがきになる!!更新頑張ってください!! (2016年2月23日 22時) (レス) id: 216997d988 (このIDを非表示/違反報告)
璃莠(プロフ) - 音階さん» 了解しました!この作品がもっと有名になるように陰ながら応援しますイャッハアァァァ(`・ω・´) (2015年10月29日 0時) (レス) id: 267a029a19 (このIDを非表示/違反報告)
音階(プロフ) - 璃莠さん» 応援ありがとうございます!自分でも確認してるつもりなのですがやはりミスが出てしまうので、見つけたらご報告お願いします (2015年10月28日 23時) (レス) id: 5810283552 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:音階 | 作者ホームページ:_ゝ`)  
作成日時:2015年10月14日 19時

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