【黒子のバスケ】私の日常が壊れたのはどう考えてもこの人たちのせいだ← 【PG組】

猫宮さん ページ25

貴「…………んで？なんでまたそんな格好してるんですか？まさか…………誰もいないのを良いことに………」



あの後、無理やり腕を引っ張られ花宮さんの部屋に連れ
てこられ今に至る。



花「好きでやってるわけじゃねぇーての！！あの妖怪がやりやがったんだよ！」



話によれば、昼間、暇をもて余した花宮さんと今吉先輩がポーカーをやったところ花宮さんが負けてしまったらしい。


その罰ゲームとして猫耳カチューシャをはめられたのだが、実はこのカチューシャに細工がしてあったらしく、鍵がないと外せないとのこと。
しかもその細工をした張本人さんは鍵を持ったまま外出してしまったと。




まぁ、幸い家には花宮さん以外だれも居なかったので、まだその姿は私以外には見られてない。




貴「ほほぉ…………それで花宮さんは必死に鏡を見ながら針金で開けようとしたところに、私が帰宅した……………と？」




花「そういうことだ」




貴「そんなことあるんですね……………ご丁寧に尻尾までついてる」←




花「とにかく。この事は誰にも言うんじゃねえー…………」





カシャッ。←




貴「先輩。そういうことは後２秒早く言ってくださいよ…………撮っちゃったじゃないですか」←




花「おい！なに早速撮影してんだよ！？」



貴「いや…………花宮さんのそんな姿、多分もう一生お目にかかれないと思ったら手が勝手に……………なんででしょう？」←




憎らしげに私を見る花宮さん。


いつも見下される方だからちょっと有利にたてたみたいで嬉しい←


軽くドヤ顔してみた←



ら



花「お前調子のってるだろ…………」





貴「そんなことないですよ！ただちょっと可愛いなーって思っただk………嘘です！嘘だからそんな怖い顔でこっちに寄ってこないでくれませんか！？」←



でも、そんな怖い顔も猫耳のせいで威力半減…………と思わず口を滑らせる。






ドンッ！




貴「うおっ！」




すると壁に追いやられ、しかも顔の横に手をおかれてしまった。






こ、これはもしや、『壁ドン』というやつ！？←



いや、そんなこと言ってる場合じゃない。


この人目が……………目がマジだ…………←




貴「は、花宮さん…………？あ、あの…………ちゃんとデータ消すんで……………許してもらえませんか？」←




花「…………許す」




貴「ありがたき幸せー！」←




花「………わけねぇーだろ、ばぁか！」←





デスヨネ。ワカッテマシタ。←

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