2.台風な彼女達 ページ3
夢ノ咲の台風といえば誰か?
そんな質問をされたら、アイドル達は口々に私、音無Aの名前を答えるが。
｢Aちゃん!!!｣
私は彼女も台風なんだと、そう思うのよ。
午前の授業も終わったから、さてさてお昼を食べましょかぁ。
と準備をしていれば、唐突に私の名前が響き渡って。
ていうか、何か扉凄い音したんだけれど。
あ、まーくん何かすっごい疲れたようなため息吐いてる。
そんな彼を励ますかのように、鳴ちゃんがまーくんの肩に手を置いてる。
あぁ、私への御褒美かしら。(*‘ω‘)ｺﾞｸﾘ
とても美味しい、美味しすぎる。
お昼ご飯食べてないのに。
もっと絡んでくれていいのよ。
攻めろ、鳴ちゃん(真顔)
じとーっと2人を見つめていれば、私の視線に気付いてしまったのか、慌てたように鳴ちゃんは手を離してしまった。
あ〜もっと見たかったのにぃぃぃい。
でも今からお昼だし、このくらいがちょうどいいのかな??
なんて、普通の人だったら訳の分からない事を考えて。ふと気づく。
そういや、私名前呼ばれたよね?
そう思い出した瞬間、すぐ隣から視線を感じて。
そちらを向けば……
『うわっ!?』
あ｢ふふ、驚いた顔も素敵……｣
とろけるような笑みを浮かべたあんずちゃんがいたのだ。
私とあんずちゃんは同じ学年で同じプロデュース科だ。
2人だけの女の子。だから仲良し。なんだけど。
……何でかあんずちゃん、私の事大好きなんだよねぇ。
私の趣味を知ってるのに引かないでむしろ微笑んでいるあんずちゃんは、なかなかに天使なのだと思う。
『あんずちゃん、今日は特別嬉しそうだね』
あ｢!｣
そう声をかければ、とろけたような表情から一転、ニコニコと明るい笑顔へと早変わり。
あ｢そうなの!あのね、Aちゃんにこれプレゼント!｣
そう言った彼女はスマホを私に差し出してきて。
そこに写っていたのは……
『ぎゃぁぁぁぁ!!!素敵!!あんずちゃん最高!大好きだよ!!』
あ｢うふふ、私も頑張ったんだぁ。喜んでもらえてよかったぁ｣
響くのは、私の絶叫、そしてあんずちゃんの嬉しそうな声だった。
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松並ゆの(プロフ) - 青朱林檎さん» コメントありがとうございます！そう言って貰えてとても嬉しいです。サボり気味ですが、更新もしていきますので、これからもご覧下さい♪ (2020年6月14日 10時) (
レス) id: c69e9f8b84 (このIDを非表示/違反報告)
青朱林檎 - 読んでいて一話ごとに「ア"ー！そのペア最高!」ってなってますw 更新頑張ってください。お話楽しみにしています！(*・・*) (2020年6月14日 0時) (レス) id: 21e846732d (このIDを非表示/違反報告)
松並ゆの(プロフ) - そるとさん» コメありがとです！最近更新サボってますがもう少ししたら続きを載せますので、是非ともこれからもご覧下さい♪ (2020年4月23日 23時) (レス) id: c69e9f8b84 (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - 腐女子は共感しかない、すごく笑いました(^^)更新頑張って下さい！ (2020年4月23日 20時) (レス) id: 663d9c3cae (このIDを非表示/違反報告)
松並ゆの(プロフ) - 日和さん» コメありがとです！面白いって言って貰えて嬉しいです。これからもこの作品をよろしくお願いします♪ (2020年3月11日 18時) (レス) id: c69e9f8b84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：松並ゆの | 作成日時：2020年3月4日 20時
