13.執事喫茶の零薫は ページ14
さぁ皆さん、私は今何をしてると思う?
答えは簡単。
零｢ふふ、お待たせしたのう、お嬢様♪｣
目の前には微笑む零先輩。そして美味しそうな紅茶。
そう、私はあの後零先輩に引っ張られる形でUNDEADの模擬店こと、執事喫茶に来ていたのだ。
『……どうも』
しぶしぶ、といった感じに差し出された紅茶を飲んでみた。
うん。美味しい。美味しいんだけど……
『……』
どこにも絡みがないぃぃぃぃ!!
これが大問題なのだ。
私はあくまで皆の絡みを見に来たんだぞ!!それなのに、皆絡まないの!!
確かに、確かに!ファンの子達は大切よ!?でもね、私(の趣味)も大切じゃない!?
しかも零先輩!貴方は私を連れてきた張本人じゃないの!?
そんな恨みがましい目でジッと零先輩を見る。
零｢……やれやれ。今日だけ特別じゃぞ(小声)
薫君や、ちょっとこっちに来ておくれ｣
羽｢どうしたのー、朔間さん｣
え、え。特別って!?てか、え、羽風先輩呼んだ!?え、じゃあじゃあ!!
零｢薫君、｣
羽｢え!?ちょ、朔間さん何!?｣
近寄ってきた羽風先輩に零先輩は手を伸ばして。そしてｰｰｰ
零｢愛しておるぞ、薫君♪｣
｢｢｢『ぎゃぁぁぁぁぁ!?!?!?///』｣｣｣
響く絶叫。私は勿論、周りの女の子達も素晴らしいほどに叫んだのだ。
だって、だって!零先輩、羽風先輩の耳元に近寄ったと思ったらいきなりあんな事言ったんだよ!?
分かる!?これ、零薫!!!!私、これ、望んでた!!
耳抑えて顔真っ赤にしてる羽風先輩と、そんな彼を余裕そうに眺める零先輩の図。
ありがとう、零先輩……。
あぁ、(零薫)美味しすぎて泣けるわ…(⊃-^)ﾎﾛﾘ
そんな事を考えている私は置いといて。
他のUNDEADのメンバーの反応を見てみましょう。
乙｢大神、あれはファンサービスなのか?｣
大｢……アドニス、お前はあんな事しなくていいからな｣
羽｢ゲロゲロだよ!朔間さんほんっと嫌い!｣
以上、現場からでした。
-------------ｷﾘﾄﾘｾﾝ--------------
ここまで読んで下さってありがとうございます。
評価やコメント等とても励みになります。
まだまだこの物語も始まったばかりなので、ぜひともこれからもご覧下さい♪
以上、松並でした。
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松並ゆの(プロフ) - 青朱林檎さん» コメントありがとうございます！そう言って貰えてとても嬉しいです。サボり気味ですが、更新もしていきますので、これからもご覧下さい♪ (2020年6月14日 10時) (
レス) id: c69e9f8b84 (このIDを非表示/違反報告)
青朱林檎 - 読んでいて一話ごとに「ア"ー！そのペア最高!」ってなってますw 更新頑張ってください。お話楽しみにしています！(*・・*) (2020年6月14日 0時) (レス) id: 21e846732d (このIDを非表示/違反報告)
松並ゆの(プロフ) - そるとさん» コメありがとです！最近更新サボってますがもう少ししたら続きを載せますので、是非ともこれからもご覧下さい♪ (2020年4月23日 23時) (レス) id: c69e9f8b84 (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - 腐女子は共感しかない、すごく笑いました(^^)更新頑張って下さい！ (2020年4月23日 20時) (レス) id: 663d9c3cae (このIDを非表示/違反報告)
松並ゆの(プロフ) - 日和さん» コメありがとです！面白いって言って貰えて嬉しいです。これからもこの作品をよろしくお願いします♪ (2020年3月11日 18時) (レス) id: c69e9f8b84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：松並ゆの | 作成日時：2020年3月4日 20時
