【あんスタ！！】年の差なんて関係ない！【桜河こはく】 (ページ16)

今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:14,060 hit

ただの知り合い5 ページ16

.

｢ここが…！｣

そこに着くとこはきゅんは目をキラキラと輝かせていた。
可愛い…

ケーキから焼き菓子、和菓子まであるみたい。
なにより和菓子の文字を見てテンション上がってる

｢予約してあるから行こっか｣

｢してくれてはったの？さすがAはん｣

｢へへ、でしょ。｣

予約した時間と名前を名乗り、席へ案内される。
他からはあまり見えにくい素晴らしい場所になった

｢ええね。テーブルでオーダーするんやね｣

｢取りに行かなくていいのはいいね、何にしよっか！｣

｢わし団子にするわ！｣

｢最初から！｣

2人で笑っていると、不意にこはきゅんが優しい眼差しでこちらを見た。

なんだろう、と思い首を傾げる

｢Aはん｣

｢なに？こ…さくらくん｣

｢呼んだだけや｣

は…、と目を見開く
当の本人はまた笑いながらタブレットを触っていた

普段テレビやネットで見る姿にはない
貫くような視線。
少し赤みを帯び緩んだ頬。
上がった口角。

それが何を意味するのか分からないくらい鈍感ではない。
わかってしまった。

｢なにもう～｣

わかって、隠した。