柱の少女は、狙われ体質。弐

伍拾参 ページ5

炭治郎side







あぁっ、Aさん！

煙で列車の方へ飛ばされたAさんの様子が見えない。






やっぱりAさんは凄かった。

煉獄さんと同じかそれ以上の速さや身体能力を兼ね備えている。

さっきだってあともう少しで首が斬れるというところだった。







そんなAさんも列車の方まで飛ばされてしまった……

柱二人でかかっても押されているなんて。

俺は何も出来ない。己の無力さに打ちのめされるだけだ。








煉獄「A！」





煉獄さんはAさんを気に止めたが、すぐに猗窩座が攻撃を仕掛けてくるので、それで手一杯。






猗窩座「そいつの速さには驚いたな。素晴らしい剣技だ。少し遅ければ首を斬られるところだった……。だが、彼奴は最早闘えん。俺の首に刀を当てたのがお前ならば、首を斬れていたかもしれない。彼奴は力が弱かった、速さで補いきれなかったのだ。死ぬほどの思いと努力で己を鍛え上げたのにも関わらず、俺に負けたのだ！」

「生身を削る思いで闘ったとしても全て無駄なんだよ。お前達が俺にくらわせた素晴らしい斬撃も既に完治してしまった。それに比べて人間はどうだ？お前の潰れた左目、砕けた肋骨、傷ついた内臓ももう取り返しがつかない。

人間はどうやっても鬼に勝てない。」




煉獄「言っておくが、Aはお前に負けたりしていない！」







煉獄さんは猗窩座と正面からぶつかり合い技を出し合う。






あぁ…






あぁ…煉獄さん







猗窩座の腕が煉獄さんの胴体を貫いた。






絶望の縁にたった途端、目の前を何かが横切った。



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スキー合宿で三日間更新できませんでした、ごめんなさい( ´⚰︎` )

今日家に着いたところです。

合宿中に全国休校だと知りました笑

2週間も暇なので、更新頑張ります。







以上です

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