今日、鬼が『死』んだ【鬼灯の冷徹】

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昨日のメールが気になって、なかなか仕事に手が付かなかった。









恋でもした？なんてからかわれたが、いや、違います。


あの態度をとったあとに会うなんて、自爆も当然

乙女のドキドキより、冷や汗のダラダラが正解です。









そんな感じでモヤモヤしていたら、もう仕事終了

なんなら残業したい勢いだが、約束を破ったらもっとヤバくなる(主に肉体が)

ので、ひいらぎさんの家へ。



しかし、そこにまだ鬼灯様の姿は無かった。

いい香りがする畳に寝転がると、様々な記憶がちらついた

私は、重くなったまぶたを閉じた



疲れていたのだろうか、

私はそのまま眠りについていた…









目を覚ましたら、鬼灯様の顔が目の前にありました。

なんかこう…全体的に温かくて…こう…



…いや、もどかしいな。直球に言う。









ひざまくら、されてました









とりあえず、頭の中でなんでなんで祭りが始まりました。

なんで？！なんで？！？！



全身の体温が上がるのが分かった

始めての、気持ちだった。


「何してるんですか」と聞いたら、「膝枕ですけど」って答えた。デスヨネー





うるさい心臓を落ち着かせようとしたが、なかなか治まらない。

何だろう、この気持ちは

この熱くなっていく気持ちは、






鬼灯様の覗き込んできた顔を思い出すたびに、強くなっていく。






…いいや、違う。恥ずかしかったんだ


膝枕されたことが。

寝顔を見られたことが。

それから…




それから…







…。









きっと、そうだ。

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